第12回植込みデバイス関連冬季大会に参加して

 2020年2月7日から8日にかけて、名古屋コンベンションホールにて開催された、第12回植込みデバイス関連冬季大会に当院から初めて臨床工学技士1名が参加しました

 この学会は、電気的に弱った心臓を補助するための機械である、ペースメーカや植込み型除細動器、植込み型心電計等に関する学会で、全国から医師だけでなく、看護師、診療放射線技師、臨床工学技士と言ったコメディカルも多数参加していました。

 

 また、多くの企業も新商品を展示しており、最新機種を実際に手に取ることができ、ペースメーカ等の設定変更や点検を行う際に使用されるプログラマと言われる機械を操作することができ、技術の進歩を体感しました。

 

 植込み型心臓電気デバイスの遠隔モニタリングに関する内容が印象に残りました。平成30年の診療報酬改定から飛躍的に発展したことにより、各施設において様々な工夫を凝らし、安全で正確な運用を行なっているという内容の発表を聴講しました。当院での遠隔モニタリングはまだ導入に至っておりませんが、やはり患者様のペースメーカ外来時の負担を取り除き、日常の安心を担保するためには、当院も早急に対応しなければと感じました。

 

 常に最新の医療を提供するべく、積極的に学会参加をし、日進月歩で進歩する医療技術を取り入れることが出来るように、研鑽を積みたいと思います。

 

 筆者:二日目の朝にコンベンションホール前を歩いていたら大学受験生と間違えられた32歳 臨床工学技士

2020.02.17 14:11|ブログ

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