
「第20回 中部臨床工学会」参加報告
2019年11月9日から10日の2日間、石川県の金沢市にある金沢文化ホールにて開催された「第20回中部臨床工学会」へ参加し、当院の施設紹介をポスター形式にて発表しました。

今回は、愛知県・岐阜県・三重県・静岡県・富山県・石川県・福井県の中部圏内の臨床工学技士が集まり、総勢約300人もの参加がありました。
今学会のテーマは「想像と創造」。病院の中で医療機器を扱うスペシャリストとして、医療現場において「あったらいいな」という意見を取り入れ、医工連携という形で医療機器の企業と連携を取り、医療機器の開発を進めることでより良い医療の提供につながるのではないかと考えられます。
実際に商品の開発まで行った技士の発表を聞くと、大変な道のりを経て、新たな医療機器が商品として世の中に提供されているのだと痛感しました。
施設紹介の発表においては、他施設の臨床工学技士や臨床工学技士養成校の学生さんに当院の臨床工学技士の日常業務を理解していただき、いくつかの質問をいただきました。

筆者は以前、福井県の病院に従事していたこともあり、昔お世話になった技士の方とお会いすることが多く、お声がけ頂いたときは、うれしくて一緒に写真を撮っていただきました。

施設間の臨床工学技士が繋がりを深め、意見交換の場を増やすことで、より良い医療の提供に繋げられると考えています。
筆者:臨床工学技士