
第29回呼吸不全研究会参加報告
先月「第29回呼吸不全研究会」が津市で開催されました。「呼吸不全研究会」とは、主に三重県内の施設から、呼吸器疾患の治療に携わる医師、理学療法士、在宅医療支援を行う看護師やソーシャルワーカーなどが集まり、最新の治療について学び取組を発表する会です。
今回は当院で新しく導入した「ネーザルハイフロー」*1について臨床工学技士の視点から導入経緯や関わりについて発表しました。
*1:「ネーザルハイフロー」とは鼻にあてたチューブから高濃度の酸素を流す治療法で、様々な治療効果があることが発表されておりとても注目を集めている医療機器です。
発表後、他施設の職員と設定方法や機器の使用方法について情報交換しました。また、特別講演では最新の研究内容や、より効果の高い使用方法など今後の治療に活かせる内容をわかりやすく教えていただきました。当院には他にも集中治療室の開設にあわせて導入した医療機器があるため、新しい情報を取り入れてより良い治療をサポート出来るよう医療に貢献したいと思います。