
第3回 東海補助循環の会 参加報告
愛知県名古屋市のウインクあいちで開催された「第3回東海補助循環の会」に、当院の臨床工学技士3名が参加しました。今回で3回目の開催となる東海補助循環の会は、東海圏内の各病院から看護師・臨床工学技士合わせて約120名の参加がありました。
会場では、心臓と肺の機能の代わりを担う装置である補助循環装置(心臓の機能が弱っている人に対して、心臓の機能を補助する治療を行う装置のこと)を扱う上で非常に重要な講義から最新の補助循環の動向、各施設での補助循環の安全管理など多岐にわたる内容の講義があり、それぞれの講義の後には活発な議論が交わされ非常に勉強になりました。
最新の補助循環の動向は、「重症呼吸不全戦記」と称して、前橋赤十字病院の高度救命センターより、小倉崇以先生にお越しいただき、貴重な症例を紹介していただきました。非常に難しい内容の症例であり、日本の重症呼吸不全に対する最前線を知ることができました。
当院では、今回参加できなかったスタッフに伝達講習を行い、より安全な補助循環と最前線の治療を行えるように研鑽を積み、地域の医療に貢献したいと思います。