
三重短大実習生
8月26日から、2週間にわたって三重短大の校外実習が行われました。
前半、後半で3名ずつで5日間という短い期間でしたが、皆さん熱心に取り組んでみえました。
例年では、実習初日から流動食づくりが始まり、慌ただしい始まりでしたが、今年は実習内容を見直して作成したカリキュラムに基づいて進めることにしました。厨房の構造や調理機器の説明なども最初に行うことで、学生さんもそして私たちも落ち着いて取り組むことができたような気がします。また、一般調理や特別調理の盛り付けや配膳、洗浄など厨房作業全体を経験してもらうツアー形式で進めました。あわただしい作業の中、学生さんたちはうまく時間を使って調理実習やノートまとめなどもスムーズに進められ、無事に2週間を終了することができました。
色々駆け足での説明でしたが、直営の栄養管理室の現状を知ってもらえたかなと思っています。また、当院では三重短大出身のスタッフがたくさんいるので、身近な先輩との交流もしながら、今回の実習が将来少しでも役立ててもらえると、とてもうれしく思います◎
2019.09.12 19:13|日記
院内研修会
永井病院では、職員全体を対象とした院内研修会が年間計画で進められています。
医療安全や感染対策、接遇、個人情報についてなど病院職員として必要な知識や情報を研修会で学びます。
8月のテーマは感染対策で、感染の予防策や感染源についての講義、各部署の取り組みが紹介されました。
栄養管理室は直接医療に携わる部署ではないため、感染症患者さんへの対応などはありませんが、基本的な手洗い手指消毒は日常業務でもしっかり行い、また感染症の発生経路や予防策についても知識を身につけておきたいと思います。
そして、食品の取り扱いや食事作りを行う特殊な部署として、衛生管理の面から見た感染対策なども、部署内で話あっていければと考えています。
早くも9月の講座が始まりました。9月は医療安全のテーマで、全5回の日程で行われます。栄養管理室もうまく仕事を分担させて出席する予定です。
2019.09.09 13:18|日記
8月スイーツデイ
8月31日は回復期病棟のスイーツデイでした。
当院オリジナルの栄養強化にHPD食がありますが、7月より回復期病棟の一部の患者さんにスイーツデイとして、昼食後に手作りデザートを提供しています。
8月は契約農家さんのトマトを使用した新メニューの
「トマトのババロア」
さわやかな、夏らしいデザートに仕上がりました。
ババロアのふんわりとした食感にトマトをたっぷり使うことで、さっぱりとした甘さに仕上がり、夏らしいスイーツになりました。1か月ほど前からレシピの考案や試作を繰り返し、食感や盛り付けなどを検討し、トッピングには湯むきしたミニトマトのコンポートと栄養管理室で育てているミントを飾ってかわいらしく完成しました。今回のババロアには牛乳や生クリームが入っており、カルシウムの補給にもなり、1個当たり160Kcalの高エネルギースイーツとして患者さんに提供することができました◎
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病棟のデイルームでは、患者さんとおしゃべりしながら、楽しくおいしくデザートを食べていただきました。
「トマトでこんなデザートができるなんて驚いたわ」
「レシピを教えて」
など、女性の患者さんも多く、ご自宅でも作っていたいと意欲的な方もみえました。
患者さんと栄養管理室メンバーとの交流の場ともなり、栄養指導とはまた違い日ごろの食事への疑問に答えたり、退院に向けての食生活アドバイスさせていただくよい時間になりました。
リハビリスタッフにも試食していただき、パチリ☆
これからも、患者さんとの距離感なく、栄養管理室を身近に感じていただく時間としてスイーツデイを続けていければ…と思っています。
2019.09.09 13:17|日記