
実習生
8月5日から1週間にわたり、愛知県修文大学の管理栄養学科の学生さんが学外実習に来ています。
以前、インターンシップにも初参加してくれた学生さんで、病院栄養士への関心の深さが感じられます。
実習といっても私たちの食事作りのお手伝いが中心の毎日ですが、そこも含めて少しでも永井病院の栄養管理室を知ってもらえれば、と思います。
実習の様子を紹介します↓
さらに今月は、三重短大生のインターンシップ、学外実習と相次いで予定が入っています。
今年からは、実習生用のカリキュラムも新たに作成し、計画的に進められたらと考えています。
2019.08.10 13:30|日記
栄養の日 2019
日本栄養士会では、8月4日を「栄養の日」、そして8月1日から7日を「栄養週間」と定めて、今年で3回目を迎えます。
楽しく食べて、
未来のワタシの笑顔をつくる
そのきっかけの日です
というコンセプトにあるように、食べることは本来は楽しいことであり、みんな笑顔で食事の話ができるきっかけになれば、と思います。
病院では、様々な病気が原因で食事が食べられなかったり、制限食を強いられたりと色々な患者さんがみえますが、少しでも食事を楽しみに、また家での参考にと思ってもらえる食事作りをしていきたいと改めて感じました◎
さて、今年はこの栄養の日にちなんで栄養士会による公開講座が三重県医師会館で行われ、栄養管理室の小畑ルミさんが講演を行いました。
テーマは「認知症」
三重大学認知症センター長 准教授の佐藤正之先生からは、認知症についての説明や現状、その予防法など興味深い講演があり、参加者の皆さん熱心に聞いてみえたそうです。
そして小畑さんの講演では、身近な食からみた認知症予防についての内容で、日ごろから取り入れたい食品なども紹介されました。直接、認知症予防になるというよりも、やはり生活習慣病予防や、食事のバランスを考えて食べることが、結果的に元気で長生きにつながるのだと思います◎
参加者の方には、キウイフルーツやヨーグルトなどカラダが喜びそうな食品と、リーフレットなどがお土産としてもらえたそうで、食への関心も高まりますね。
ちなみにヨーグルトには「栄養の日」のロゴが入って、しっかりPRされていました。すごい☆
2019.08.03 13:40|日記
8月始まりました☆
梅雨が明けたら一気に気温が上がり、毎日真夏日が続いています。
皆さんも、こまめに水分補給をするなど、体調管理にしっかり努めてください。
先日には、三重県で今年初めて食中毒警報が発令され、食品の取り扱いに対して注意喚起がなされています。さらに県内の飲食店でノロウイルスを原因とした食中毒も発生するなど、食品衛生に関するニュースが相次いでいます。
一般的に夏場は、サルモネラやO-157などによる食中毒が多いとされており、栄養管理室では、月二回の検便検査を行って事前に予防できるように努めていますが、ノロウイルス検査はこの時期行っていないため、少しでも症状があれば出勤せずに検査を受けるなどの対応を決めています。季節に関わらず様々な食中毒が発生しており、油断できませんが、手洗いや調理方法などに注意して、各自予防に努めたいと思います。
当院では、入院患者さんの食事と、職員食を提供していますが、そちらの管理もとても重要です。患者さんの食事は、現在は温冷配膳車を使用しており、直前まで冷菜は4℃、温菜は65℃にて温度管理されていますが、電源を外してからは一気に温度帯が変わり食中毒のリスクが増えるため、少しでも早く配膳作業を進めてもらうよう、病棟スタッフの方にもお願いしています。
そして、職員食では、食堂内をしっかり空調管理して食事の保管を行ったり、冷菜は冷蔵庫保存をお願いしたりと工夫し、なるべく早めに食べていただくよう声掛けもさせてもらっています。
湿度、温度ともに高いこの時期、各自で衛生管理に取り組み、さらに食材や料理の取り扱いに十分注意して、食中毒の発生を防ぎたいと思っています◎
2019.08.02 13:37|日記