排便コントロール②

前回下痢対策の紹介をしましたが、今回は逆の便秘についてです。
便秘の相談を受けた際は、乳製品や、食物繊維を含む補助食品を付加して様子を見ることからはじめますが、今回は初めてオリゴ糖を使う試みをしました。
以前からメーカーさんには
”便秘にはオリゴ糖”というご意見をいただいていましたが、試すのは今回が初めてです。
ヨーグルトに小さじ1杯程度のオリゴ糖をかけて、1日1回2週間の予定で様子を見ることにしました。

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少しでも改善が見られ、患者さんの悩みの軽減に役立てば…と願っています。

そして新たな、排便コントロール対策が出来ればと考えています。

2019.02.14 13:12|日記

災害用非常食

栄養管理室では、災害時用の非常食や飲料水を備蓄しています。

昨年の増築棟の完成の際に、災害用の倉庫が新たに確保され、今回食品の引越しを行いました。

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水や食品、使い捨て食器などたくさんの種類の物品を備えているため、ステージ毎に立てた献立に応じて使用食材を配置し、いざというときに使いやすいようにレイアウトを考え、以前の倉庫と比べかなりすっきりと分かりやすくなりました。

 

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去年、今年と非常用ミネラルウォーターが期限切れとなり、新たに購入したものは賞味期限が、500mlタイプは10年、2Lタイプのものはなんと15年と今までの5年から大幅に期限が長くなりました。

購入額は高くなりますが、五年毎のロスがなくなり、在庫管理もしやすいため、総合的に見てかなりリーズナブルになると考えています。ただし、15年以内に大地震等災害が起こらないことを想定しての話ですが・・・水も食品も味や調理方法、期限などどんどん改良されており、病院食として適したものを取り入れていきたいと思っています。

ちなみに、過去に期限切れになった飲料水は2回分ありますが、手洗い、清拭、そして食品の湯せんなどに使用できるよう、”期限切れ”シールを張って別保管しています◎

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今回は栄養管理室の災害委員が中心となって計画的に進めてくれましたが、スタッフ全員が食材の種類や配置が把握できるように倉庫の見学や保管場所の説明を聞いて確認しました。

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災害はいつどこで起こるかわかりません。栄養管理室にも大きな機器や配膳車などが配置されており、危険な箇所がたくさんあります。各エリアの担当スタッフがそれぞれの危険箇所を把握し、いざというときに適切に避難して次の行動に移せるように日頃から意識を持ちたいと思います。

そして今後は栄養管理室だけでなく、災害委員会メンバーを中心に、他部署の職員さんにも災害食の保管場所や内容を知っていただきたいと考えています◎

 

 

2019.02.07 13:21|日記

関東煮

今回の関東煮には契約農家さんから届いた大根を使用しました。
今年はの冬は暖かかったこともあり、野菜もよく成長したそうです。そのため市場に出荷するには規格外になるような、大きな大根や太く短いものもお値打ちに分けてもらうことができました。

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下ゆでもしっかりしてあり、柔らかく中まで味が浸み込んでおいしく仕上がりました◎

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ちなみに、畑で採れたての大根はおろしやサラダなどの生食にするととても辛く、びっくりすることがあります。そんなときは2~3日置いておくととても甘くおいしくなるような気がします。はっきりした根拠はわかりませんが、大根農家ではそんな話をしています◎

今年は病院食でも、採れたての大根は関東煮や煮物に、そしておろしには少し日が経ったものを使うようにしてみました。皆さんも一度お試しください◎

2019.02.07 12:24|日記

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