災害時対策

先日の台風の影響は三重県でも大きく、津市周辺でも大規模な停電が発生しました。
当院でも、午前1時半頃から5時前くらいまで停電し、入院患者様にもご迷惑をおかけしました。
停電中院内では、総務や施設管理スタッフが対応し、病棟や各部署を巡回し安全対策を行っていました。
栄養管理室では、早朝出勤のスタッフが出勤後しばらくしてから復旧したそうで、何とか患者さんの朝食は無事に提供できました。
しかしながら、冷蔵庫や冷凍庫も温度が上がってしまい、特に前日調理の食材を入れるチルド庫は設定温度より上がっていたため、冷菜の食材なども急遽再加熱して、温菜メニューに変更して緊急対策をとりました。
その後は短時間の停電はあったそうですが、大きなトラブルなく、無事に食事の提供もできてよかったと思います。
栄養管理室には、冷蔵・冷凍庫はじめ、多きな調理機器や、事務所にはパソコンもたくさんあります。

停電の際、非常電源で使用可能な機器と、使用不可能な機器、そして熱源が電気以外のガスやフライヤーなどの確認を行い、非常時の献立変更や、場合によっては災害食の活用なども検討することなどをみんなで確認しました。

また、パソコンが使えない場合の病棟との連絡方法や、緊急時の紙運用なども災害委員会を通じて進めており、今後もしもの時に備えて、活用できるように考えています。

2018.08.01 16:14|日記

7月おもてなし献立

25日は、7月のおもてなし献立でした。

メニューはこちら↓

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・うなぎひつまぶし風・サラダ冷麦・卵豆腐あんかけ・フルーツ白玉

毎年、7月の恒例となったうなぎひつまぶし。

年々うなぎの価格が上昇し特に土用の丑にはピークになるそうです。

地元の魚屋さんからは、

「お値打ちな時期に早めに購入しておく?」

などの提案もしていただいたり、最終的には平年並みの価格でおもてなし前日に納品してくれるという、なんともありがたい対応に感謝です。

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おかげで、今年も厨房では大きなうなぎの蒲焼が並び、香ばしい香りでいっぱいになりました◎

ちなみに当院では、うなぎの白焼きを購入し、一度たれで身がやわらかくなるまで煮てから、焼付け、さらにたれを塗るという工程で仕上げています。市販の蒲焼のたれはやはり味が濃いため、減塩食や糖尿病食の方には制限に応じて味を調節して対応しています。

卵豆腐は温菜か冷菜か・・・と迷うところですが、今回はえびや枝豆が入ったあんをかけて、温菜として提供しました。

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野菜たっぷりのサラダ冷麦、スイカやメロン入りのフルーツ白玉とともに7月のおもてなし献立完成です◎

例年にない猛暑で食欲も落ちるこの時期、冷麦やフルーツで食べやすく体を冷やし、そしてうなぎで少しでも元気が出ますように、との思いを込めて皆さんにお届けしました。

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2018.07.31 08:47|おもてなし献立

7月N’sクラブ ~リハビリスタッフと合同で~

7月20日は、7月のN’sクラブ(栄養管理室勉強会)でした。

今回は、開始以来始めての、他部署との交流会を計画しました。

テーマは”整形・回復期病棟における栄養管理”

ということで、リハビリ、そして、回復期病棟の看護師さん約20人のスタッフが参加してくれました。

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5月のN’sクラブ以降、3回にわたってリハビリ栄養について調べたり、まとめながら、以前からのHPD食(High Protein Diet)を見直し、新たにリハビリバージョンが完成しました。

その内容や、実際に使用する特殊栄養剤の種類や特徴などを知ってもらうことで、どのような患者さんに、どのような目的でどんな栄養付加をしていくか・・・?ということの共通認識につながれば・・・と思います。

最後には、新しく導入するリハビリ栄養剤の試飲や、手作りスイーツの試食タイムで盛り上がり、真剣な内容の中にも笑いがある、貴重な勉強会となりました。

 

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私たちも司会や説明をそれぞれ分担しながら、普段考えていることや、取り組みを知ってもらう良い機会となりました◎

入院期間の長い回復期病棟での食事管理は、厳しい食事制限というよりも適正な栄養付加を行い、時にはスイーツデイがあったりといろいろ楽しめる事も大切だと感じています。

これからもリハビリや看護師さんとも情報共有しながら、新しい回復期メニューも増やしていきたいと考えています。

2018.07.24 13:32|日記

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