
2018 1月おもてなし献立
先日25日は1月のおもてなし献立でした。
メニューはこちら↓
・ちらし寿司・牛肉盛り合わせ・煮込み風うどん・手作りシュークリーム
ちらし寿司とうどんの組み合わせも恒例になっており、今回お寿司は冷菜として提供しましたが、丁度今季最大の寒波が到来している日でもあり、温菜メニューでもよかったかな…という意見もあり、また来年の課題となりました。具材を変えて、温かい蒸し寿司などもまた新メニューとして考えていけたら、と思います。
野菜たっぷりの煮込み風うどんや、肉鍋をイメージした料理と合わせて、冬のメニューとなっています。
さて、今回のデザートは去年に続いて手作りイチゴシュークリームです◎
前日にシューを焼き上げて、チルド保存し、当日カスタードクリームを作って仕上げました。
スチコンのシュークリームモードで、一度に大量のシューが焼き上がり、厨房内は甘い香りが漂い、まるで洋菓子やさんのようでした◎
もちろんイチゴは契約農家さんから届いたもので、大きさも丁度よく新鮮で甘く、クリームやシュー皮とよく合いかわいらしく、おいしく仕上がりました。
さらに今年は、豪華に丸ごと1粒使っての、イチゴメインのデザートを味わっていただけたらうれしく思います。
今回も、調理の大変なメニューの組み合わせではありますが、事前準備も含めてスムーズに進めることができ、恒例の検食もみんな笑顔で、2018年最初のおもてなし献立も無事に終了です◎
2018.01.26 13:08|日記
1月N’sクラブ
19日に、2018年初めてのN’sクラブ(栄養管理室勉強会)を行いました。
今回のテーマは、”冷凍の治療用弁当”
このお弁当は、減塩や低たんぱく食など、私たちがいつも患者さんに紹介している治療用の宅配弁当です。
栄養指導の際、患者さんへの指導パンフレットで日頃お世話になっている、ヘルシーネットワークの担当の方から
「ぜひ皆さんで試食を・・・」
といただきました。
みんなで試食した感想は…↓
美味しかったです(笑)
冷凍のお弁当が売り出された初期のころより、冷凍技術も進化したのでしょうか…?味だけでなく、野菜の食感もよく、彩りもきれいでハンバーグや揚げ物などメニューも豊富で驚きました。
そして何より、治療食の内容になっていることにさらに驚きましたが、今回試食をしたことで、改めて患者さんにも安心してお勧めできると実感しました。外食中心の方や、一人暮らしの方、高齢の方など食事管理が困難な患者さんに、少しでも活用していただき、自宅での食事管理に役立てていただけたら・・・と思います。
2018.01.24 13:06|日記
嚥下困難用・とろみ茶
栄養管理室では、20年近く前から嚥下困難のある患者さん用に、増粘材を使って、とろみをつけたお茶を提供しています。
ほぼ毎日3000~4000ccのとろみ茶を病棟単位で必要な量を提供しています。
最初始めたころは、お茶に増粘材を混ぜただけで、患者さんにも不評で、少しでもおいしくするためにいろいろ工夫を重ねてきました。
抹茶を入れて色も風味も良くなるように…、さらに砂糖を入れて飲みやすく…でも糖尿病の方には別に作って。患者さんや看護師さんからの意見も参考にいろいろ検討し、現在の内容に至っています。
現在は、増粘材と抹茶の粉だけを使用して、シンプルなお茶味として完成しています。
特にこの数年間で、増粘材が大きく進化し、少量でしっかりとろみが付き、仕上がりの味も良くなったと思います。
さて、このとろみ茶ですが、現在とろみ加減が新たな議題に上がっており、今月の会議で、師長さん方に試食をしてもらいました。味もよく飲みやすいとの意見もいただいたそうですが、本当に嚥下障害のある方に適した濃度であるか見直しが必要になってきました。
病棟での水分補給に使用するものや、STさんの嚥下評価に使用するものなど、その目的によって必要な濃度が違ってきます。
私たちが作っているとろみ茶を、どのレベルに合わせるか、看護師さんやリハビリスタッフとも意見交換して、安全性やお茶としての飲みやすさなど、少しでも良いものが提供できるように検討したいと考えています。
2018.01.21 19:13|日記