
三重短大実習生終了
8月28日から、2週間にわたって行われていた三重短大の校外実習が終了しました。
前半、後半とも3名ずつ5日間という短い期間でしたが、一生懸命課題に取り組んでいました。
恒例の、流動食の献立・調理では、事前に試作も行って味や食感もいろいろ検討されて上手に仕上がっていました。食材や、使用する増粘剤など、試作とは違うものもあり大変だったと思いますが、大きなトラブルもなく無事に終了できてよかったと思います◎
前半では、実際に流動食を食べてもらっている患者さんに話を聞いたり、栄養指導の見学もできました。また後半では、嚥下内視鏡検査(VE)の様子を見学したりと、病棟の様子も少し見てもらうことができたかな、と思います。
私たちの普段の仕事の様子も見て、
「イメージ通り」「思ってた栄養士とは違う」「こんな栄養士になりたい」
などいろいろな感想があると思いますが、将来の進路を決める際に、少しでも今回の実習が役立つと、とてもうれしく思います。
そして、私たちと一緒に仕事をしたいと思ってくれた方は、当院ホームページの採用情報からどうぞ。
みなさん、お疲れ様でした☆
2017.09.13 16:22|日記
サバイバルフーズ25
先日紹介した、25年の長期保存可能な災害時非常食を紹介します。
今回、カレーライスやご飯が賞味期限切れになったことを受けて、新しく次の商品を購入するにあたって、驚きの商品を発見しました↓
”サバイバルフーズの25年おいしい備蓄食”
商品名のとおり、期限はなんと25年、フリーズドライタイプで、お湯を入れるとシチューやスープが出来上がるというもの。そして、それにあわせる主食はご飯ではなく、クラッカー☆
全国の企業や団体、施設などでも導入されているとの事で、当院でも購入の予定になりました。
今までの非常食のイメージとはかなり違い、仕上がりは?味は?と疑問が・・・。
そして、サンプル商品を送っていただき、8月の勉強会(N’s クラブ)にて試食を行いました。
調理前は、カリカリのフリーズドライで、とても軽く運ぶのも簡単そうです。
クラッカーは、普通のお菓子のようですが、甘くなく、主食代わりでも違和感なく食べられそうでした。また、シチューや、牛乳に浸すと、嚥下食にも使用可能との事で、病院食でもいろいろな食種に対応できそうです。
お湯を入れて少し待つと、野菜入りのシチューが完成です。味やとろみ加減はお湯の量で調整できて、病院食なら、少し多めにお湯を入れて減塩タイプにしてもいいかも知れませんね。
院内の災害対策委員会でも紹介し、今後購入の予定です。
そして、ひとりあたりの量や、栄養価なども割り出して、災害時の献立表も新しく見直し、緊急時に対応できるよう準備しています。
2017.09.07 11:40|日記
非常食試食会
今年は、非常食の期限切れが続きます。
今回はカレーライスが賞味期限となり、職員さんを対象に実演・試食会を行いました。
缶詰のカレーは脂肪も多いため、開けたときは固まっていますが、鍋にあけて加熱すると、さらっと溶けて焦げることなく温めることができました。
缶切りや、使い捨ての器、スプーンなど必要なものもすべてセットされていて、約30分程度でごはん、カレーともに完成しました。
実演・試食とも、たくさんの職員さんに参加していただき、非常食の中身や、作り方、そして味を確かめてもらう貴重な機会となりました。
食べた感想は・・・
しっかり煮込まれたカレーで思った以上においしかったです。中には、〇〇壱のカレーに近い、という意見も聞かれ、満足度は高いようでした◎
試食の翌日は、病院食メニューが”カレーライス”(笑)
非常食との食べ比べということで、またいろいろな意見が聞けそうで、楽しみにしています。
さて、この非常食も味や、種類、そして賞味期限がだんだん進化しています。今回のものは約2年半の期限でしたが、次に購入予定のものは、なんと25年の長期保存が可能という驚きのシチューです。
先日のN’sクラブにて試食を行いましたので、また詳しく紹介したいと思います。
9月1日は防災の日です。皆さんのご家庭でも非常食の購入や、賞味期限の確認などしてみてはいかがでしょうか。
2017.09.01 13:40|日記