
今年も最後です☆
今年の栄養室だよりも、本日が最後の投稿です。
2022年、皆さんにとってどんな1年だったでしょうか?
まだまだ新型コロナ感染が収まらない中ですが、with コロナとして、少しずつ状況も変わってきたように思います。
栄養管理室の2022年は…
栄養管理室は、新入職員はいませんでしたがそれぞれ2年目、3年目となり、一人ひとりの個性をしっかり生かしてステップアップしてくれました。少しずつ集合研修も始まり、部署内だけでなく永井病院職員としてのつながりも感じることが出来た1年です。



今年は、色々な業務の見直しにも力を入れました。
特に世界的な食品の価格高騰、さらに節電対策と食事作りに関わる課題が多く、献立内容や使用量の見直しなど細かく分析し、新たなサイクル献立の作成に向けて準備を進めています。


次々に価格変更の通知が来る中、対応に追われましたが、食品メーカーさんとも価格交渉や、新商品の紹介をいただくなど、貴重な情報も得ることも出来ました。今後も各メーカーさんにも協力いただきながら、コスト削減しつつ、食事の質はしっかり維持できるようにと考えています。
チーム☆栄養管理室としては、今年は個人から団体種目に目を向けました。
部署の目標達成にむけての個人目標、個人評価…という流れを基本に進めてきましたが、栄養管理室も職種によるチーム編成ができるようになりました。
管理栄養士、栄養士、調理と3つにチーム分けし、チームとしての課題や目標などを考えながら業務が進められるように考えています。また、それぞれのチームメンバーの中でもさらに得意分野や担当を決めつつ、互いに助け合いながらレベルアップを図れることが次への課題のひとつです。
チーム内での助け合い、さらにそれぞれの強みを生かして、人数以上の力が発揮できるよう
”チーム☆栄養管理室”
として、同じ方向を向いて進んでいきたいと思っています☆
今年は、色々な面で現状分析や、問題点の洗い出しなど地味な業務も多かったなという印象ですが、みんな根気よくコツコツと進めてきました。来年はこの結果を生かして、新しい形での食事作りや栄養管理につなげていければ・・・と思っています。
そのような日々の様子や私たちの想いを、この栄養室だよりで紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします。
皆さんも、体調管理に十分注意して良いお年をお迎えくださいね☆彡

2022.12.30 14:22|日記
冬野菜
今年は、契約農家さんからたくさんの採れたての冬野菜が届きます。
白菜、人参、大根、ねぎなど…植え付け時の天候が良かったのか、白菜やキャベツもとても大きく立派なものでびっくりします☆
先日職員さんから、



『この大根の煮物はなんでこんなに柔らかいの??』と質問を受けました。
1年中定番メニューとして欠かせない、大根や白菜の煮物も、旬になると柔らかくとろけるような仕上がりになります☆
八方だしとの相性もぴったりで、手軽に美味しい野菜料理として患者さんにもおすすめしています◎
ちなみに、大根の煮物は夏場は拍子切りにしてきんぴら風にし、冬場は柔らかさを生かして厚めに切ってしっかり中まで味をしみ込むようにと、季節に応じて野菜の切り方も変えて、少しでも野菜の特徴を生かした料理に仕上がるよう色々検討を重ねています◎
また冬の農場の様子も紹介できれば、と考えています。
2022.12.24 09:00|日記
冬至南瓜
12月22日は冬至でした。
冬至は24節季のひとつで、1年で夜が最も長く昼が短い日です。
冬至には南瓜やゆずを食べる風習があり、当院では今年は南瓜の煮物に小豆をかけて”いとこ煮”として提供しました。

いとこ煮は、日本各地に伝わる郷土料理で、小豆などを煮たものをいうそうです。
大根や人参などの野菜、さつまいもなどの芋に小豆をかけたりと、各地で様々な食べ方があるそうなので、皆さんも色々試してみてください。
この地域では南瓜に小豆が有名ですが、
”寒い時期に栄養価の高い南瓜を食べて風邪予防に…”
昔からの意味を考えて味わうと、南瓜も特別な味がするようです☆彡

2022.12.23 14:40|日記