
H28年度院内研究・実践発表会
3月4日に、H28年度の院内研究・実践発表会が行われました。今年は栄養管理室からも、実践発表の部で一つの演題を出させていただきました。
タイトルはこちら↓
~クックチルシステムの導入に向けた衛生管理の取り組み~
内容は、真空調理機や、急速冷却器(ブラストチラー)、チルド庫を用いての前日調理について・・・。
去年の1月に新厨房に引っ越し、旧厨房と異なり、衛生的にもしっかりエリア分けされ、理想の厨房に近づきました。そして以前のように大きな回転釜や、大きな水槽などはなくなり、コンパクトで最新の機器を備えた厨房になっています。
そんな現在の栄養管理室の状況も踏まえ、前日調理を行うにあたって、微生物検査を受けたこと、そしてその結果が良好であったことなどを報告し、事前調理の必要性を皆さんに知っていただくよい機会となりました。
あまり練習時間も取れず、あわただしく迎えた本番でしたが、しっかりまとめることができました◎
そして、なんと!!
8症例ある中で、会場賞をいただくことができました☆☆
参加された職員の皆さんに興味を持っていただいて、栄養管理室スタッフ一同、うれしい限りです。皆さん、ありがとうございマス◎
そして院長、副院長と一緒に記念撮影です↓
2017.03.09 08:48|日記
ひな祭り献立
3月3日は当院でも、ひな祭り献立でした
メニューはこちら↓
桃の花ちらし寿司、牛肉しぐれ煮盛り合わせ、わけぎのぬた、すまし汁、デザート
メニュ―は去年と同じですが、今年は温冷配膳車を用いての初めての行事食です。今回の配膳車導入に向けて調理方法の見直しを行いました。
旧厨房ではすべてが当日調理、そして引っ越し後1年間で前日調理を組み合わせることが主流になりました。今回、さらに計画的に、前週から調理準備をしてこの日に備えました。ちらしの具や、牛肉しぐれ煮など一度調理を完成させ、その後急速冷却、真空して冷凍保存し、当日に温めて提供する・・・という方法をとりました。今回のひな祭り献立でなく、3月1日の温冷配膳車導入以降、いくつかの料理で取り入れています。真空保存することで、さらに味がしみこんでおいしくなったり、また柔らかさが増したりとメリットもありつつ、料理によってはパサつき感が出てしまい、やはり当日調理がいいものもあったり・・・。今後そのあたりも見極めながら、事前調理も進めていく予定です。
さて、予想通りバタバタ状態でしたが、何とか無事にひな祭り献立をお届けすることができ、ひとまずホッとしました。
ちなみに今回ちらし寿司は、温か冷か・・・で迷いましたが温菜として提供し、いつものお寿司とは全く違い”蒸しずし”のような仕上がりになりました。温かいお寿司もおいしいなあと感じましたが、患者さんの感想はいかがだったでしょうか・・・?気になるところです。
2017.03.06 18:34|日記
実習生
2月27日から、2週間の予定で実習生が来ています。
鈴鹿医療科学大学の管理栄養士を目指す学生さんで、毎年恒例の流動食づくりを中心に実習を進めています。
私たちも、ゆっくりと対応できない部分もありますが、治療食の食事作りの様子や衛生管理、そして患者さんの様子なども見てもらえれば・・・と思っています。
2017.03.02 13:28|日記