
半夏生(はんげしょう)
半夏生とは季節の移り代わりを表す雑節のひとつで、夏至から11日目ごろのことを言うそうで、今年は7月2日になります。
半夏生にはタコやサバ、うどんなどを食べる風習があるとされています。
少し調べてみると、タコには8本の足があり、吸盤がたくさんついています。そのため、田植えの後の稲がしっかり根付いて離れないようにと、豊作の願いが込められていると由来があるそうです。
当院では、ちょうど7月2日の献立が「タコ酢」でした。

魚屋さんから、大きなタコが届き、キュウリや針しょうがとともに酢の物に…☆
普段の何気ない献立ですが、暦の風習とぴったり一致して、うれしい驚きです。


ちなみにタコにはアミノ酸の一種であるタウリンが豊富に含まれ、梅雨の蒸し暑さで疲労がたまりやすいこの時期に食べるというのは、栄養面からみても納得ですね☆
2021.07.05 12:31|日記
あじさい菓子 職員食Ver.
先日のおもてなし献立では、新たな和菓子が登場しました。
入院患者さんが急増し、予定していた白あんが足りなくなり、急遽職員さんの分を変更して対応しました。

寒天液の中に、あじさい菓子の花びらを混ぜて固めたものです。
紫のグラデーションがきれいに仕上がり、新たな和菓子として完成です。栄養管理室では、
「これもあり!!」
との評価でしたが、実際食べていただいた職員さんはいかがだったでしょうか?またご意見を教えて下さい◎
2021.06.30 17:41|日記
6月おもてなし献立 2021
24日は6月のおもてなし献立でした。
メニューはこちら↓
・しば漬けご飯
・南瓜コロッケ盛り合わせ
・冷やしおでん
・手作りあじさい菓子

夏本番を控え、梅雨のジメジメした時期にしば漬けご飯や、夏野菜の冷やしおでんで、さっぱりと食べ安さを、そしてコロッケやロールとんかつでボリュームもある組み合わせです。おでんのミニトマトは前日に湯むきし、八方だしに漬けることでジューシーに、さらに皮もないため柔らかく食べやすい仕上がりです。普通のトマトに比べて、皮の硬さが気になる場合、ぜひ試していただきたい1品です。
あじさい菓子は今年も、白あんづくりから手作業です。白あんのなめらかさと上品な甘さ、そして寒天の酸味と食感が絶妙で、さわやかなオリジナル和菓子です。昨年、ぶどうジュースの種類が変わり、配合を見直しましたが、今年もさらに違う商品が届いたため、やや紫が濃い目になりました。色々な色や花の形が楽しめるあじさいのように、毎年違う仕上がりもいいなあと思います◎

事前準備から当日の盛り付けまで、作業の多いおもてなし献立も無事に終了し、梅雨空の中見ごろを迎えるあじさいとともに皆さんにお届けしました☆
2021.06.30 17:40|日記