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嚥下カンファ

先日、嚥下カンファレンスがあり、栄養管理室からも毎回出席しています。

月に1回、嚥下障害のある患者さんに対して言語聴覚士(ST)さんが行っているリハビリの様子を聞いて、医師や看護師、栄養士などが、それぞれの立場から患者さんの食事のサポートをできるよう情報共有しています。

時には、VF(嚥下造影検査)の結果を見ながら、副院長の松田Drの説明を聞いて、誤嚥のリスクや適正な食事形態などを確認することもあり、最初の頃は聞きなれなかった専門用語も徐々に理解できるようになってきました。

栄養管理室は、患者さんの食形態に合わせて、実際にどのような食事を出すか、好みの味はどんなものか、など細かい情報を聞きながら、毎日の食事作りをしています。市販食品と手作りの嚥下食を組み合わせることで、安全性と患者さんの満足度が満たされるよう工夫もしながら・・・です。最初はゼリー1個から始まった患者さんが、徐々に食べられるようになり、ペースト食、ソフト食とアップされ、患者さんも元気になられる様子を聞くと、私たち栄養管理室としても、とてもうれしく思います。

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さて、先月からはカンファレンス終了後に、STさん3人が栄養管理室に来てくれ、特に食事面の問題点や相談をする取り組みを始めました。普段当たり前に作っている食事も、STさんから見るとリスクがあったりなど新しい意見もあり、今後の嚥下食の改善に役立てていきたいです◎

今回は、嚥下食の試食もしてもらい、貴重な時間となりました↓

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2016.08.26 13:21|日記

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