
近頃の給食事情
栄養管理室には、毎日たくさんの業者さんが食材の納品に来てくれます。そして、お肉や魚などの生鮮食品や地元市場からの野菜、冷凍食品、パンなど様々な種類の食材が届けられます。
先日、ある食品メーカーの営業担当の方が新商品の紹介に来てくれました。説明を聞くと、冷凍食品や半調理済み食材、調味液、各種料理のもとなど、当院ではあまり使っていない食材もたくさんあり、驚きです。。
しかし、メーカーさん曰く、生の魚や肉、野菜などを使ってイチから調理をしているところは珍しいそうで、和菓子やプリンなども手作りすると説明したらびっくりされていました(驚)
もちろん、すべてが手作りではなく、休日の人出が少ないときや、なにか1品デザートがほしい時など、冷凍品や市販のお菓子はとても便利に使うことができます。種類も多く、手軽な食材として市販品は欠かせませんが、それだけでは治療食としての病院食を作ることはできません。食材から手作りし、独自の味付けを作り出すことで、正確な塩分量やエネルギー量を計算することができ、患者さんにも安心して食事を出すことができると、私たちは考えています。
病院や、施設などの最近の給食事情から考えると、少し珍しいかもしれませんが、食材や手作りへのこだわりも忘れず、市販の新しい商品とも組み合わせながら、皆さんに満足していただける食事を作り続けていきたいと思います。
食品業者の皆さん、また新しい情報や、商品の紹介もよろしくお願いします◎
2016.10.26 13:18|日記