
和食料理
先日、三重県健康づくり課の主催で行われた、給食施設管理者研修会に出席しました。
兵庫県の日本料理店「京料理たか木」のオーナーシェフによる講演会で、テーマは”和食を家庭から地域へ”。
和食の基本は”だし”であるとし、昆布と鰹節でしっかりだしをとることで食材本来の味を引き出し、減塩にもつなげていこうという内容でした。当院でも、毎日だし用の鰹節でだしをとって煮物や汁物に使用しています。料理によっては、昆布も使うこともあり和食の基本に沿っているな・・・と思いながら聴いていましたが、中には全くだしはとらず、市販の粉末だしを使用しているところもあり、施設によって様々なようです。
病院給食はこんな感じですが、さて家ではどうでしょうか?たくさんの粉末だしや、液体調味料が市販されており手軽に味付けができるようになり、昆布と鰹節でしっかりだしをとる家庭は少ないのではないでしょうか・・・?退院の栄養指導の際にも、だしについて質問されることもありますが、『なかなか家ではね・・・』という方もみえます。初めて取り組む方には面倒に感じるかもしれませんが、市販だしもうまく活用しながら、汁物や煮物を作る際にひと手間かけてみるのもよいかもしれませんね・・・。
皆さんもぜひお試しください。
2017.01.16 17:36|日記