
日本食文化
先日のラジオでの興味深い内容を紹介します。
話題は”お雑煮”
お雑煮については、みそ仕立てやお澄まし、おもちの形など地域によって風習があるといわれますが、今回の話題はお雑煮をいつまで食べるか?という内容でした。
元旦のみ、お正月の間、お餅が残っている間・・・などいろいろなアンケート結果があり、中でも特殊な例として取り上げられていたのが、3月まで毎朝お雑煮を食べ続ける地域についてでした。
現在では、その家庭も少ないとのことでしたが、お正月についたおもちがなくなったら、旧正月あたりでもう一度ついて春先まで食べるそうです。最近では家でお餅つきをする家庭も少なくなり真空保存されたおもちが季節を問わずスーパーで買えるようになりましたが、昔の風習を大切に続けている地域があるということに、新鮮な気持ちがしました。
また、日本食が世界無形文化遺産に指定されたことも、お正月のおせち料理などの日本特有の年中行事や、お雑煮に入れるお餅文化が背景に合ったようです。
食に携わる仕事の私たち栄養管理室としても病院食を通して、日本の伝統文化や年中行事を取り入れて、患者さんや職員さんにも伝承していけるといいなあと思います◎
2018.01.12 13:45|日記