
4月N’sクラブ
今月のN’sクラブは、ネスレさんにお願いして
「早期・重症期の経腸栄養管理について」
というテーマで講義を行っていただきました。
栄養管理室では、医師からの指示のもと、製剤の選択、必要エネルギーや水分量の設定、ステップアップのプランニングを管理栄養士が担当しています。
以前は、状態が安定した患者さんに対して、長期継続的に経腸栄養管理を行うイメージでしたが、近年外科の手術後の早期介入や、患者さんの状態に応じて製剤の変更など依頼内容が多岐にわたるようになってきました。特に昨年ICU稼動後はその傾向が強く、術後や、心肺蘇生後などの重症期の早い段階から、経腸栄養を導入するパターンが増えてきています。
患者さんの状態や既往歴などを見ながら、プランを作成していますが、本当にこれでよいのかと不安になることもあり、疾患別のガイドラインや文献などを参考に進めている状況です。
今回の勉強会では、ICU栄養管理の最新の情報や、他院の栄養プロトコルなども教えていただき、私たちの日頃の不安や疑問にも答えていただくことができ、今後の新たな目標もみえてきた感じです。
経腸栄養も食事の一種と考え、これからも病態に応じた栄養管理が出来るよう、そして永井病院の栄養プロトコルの作成も課題として取り組んでいけたら、と考えています。
ネスレさんには、昨年はリハビリ栄養、今年は経腸栄養と、私たちの要望に応じて最新の情報も提供してくれ、いつも感謝しています。
これからも、よろしくお願いします◎
最後にひとつご紹介です。
リハビリ栄養でお世話になっているリソースペムパルがリニューアルして
”アイソカル100”
となるそうです。サイズも小さく、さらに飲みやすくなりそうですね↓
2019.04.23 13:10|日記