
31年度津市特定保健指導研修会
8月29日、津市のリージョンプラザにて毎年恒例の、津市特定保健指導研修会が行われました。
特定保健指導業務に携わる、医師や保健師、管理栄養士などたくさんの方がみえており、当院からも管理栄養士2名が参加しました。
津市の担当の方からは、今年度の変更点や配布資料の確認、対象者の方のアンケート結果などの説明がありました。前年度は支援期間が6か月から3か月に短縮され、資料も大きく変わったりと、新たな方法での保健指導となりました。当院での対象者は3名と少数ではありましたが、主に電話連絡での支援で進め、皆さん無事に終了されています。短期間のため、目に見えての大きな結果にはつながりませんでしたが、今後の健康づくりの動機付けとなれば、と思います。
そして今回は、
「糖尿病とメタボの関連性」
~生活スタイル改善による糖尿用予防~と題して
三重大学保健管理センター講師 兼
三重大学医学部付属病院糖尿病・内分泌内科医師の古田範子先生の講演がありました。
メタボリックシンドロームと糖尿病の関連、糖尿病の薬の話、そして患者さんのモチベーションを高める治療の進め方など、わかりやすく最新の情報を説明していただきました。私たちが就職した時代とは薬の種類も増え、治療方法も大きく変わっていますが、その治療の基本となる食事についても個人に合わせた指導ができるよう、また患者さんとも信頼関係を作り、継続的に食事管理が行えるようお手伝いができることを目指して取り組めれば、と思っています。今回の講演では特定保健指導だけでなく、日ごろの栄養指導でも参考にさせていただきたい内容が多く、貴重な時間となりました。
2019.09.03 19:02|日記