
ネスレ臨床栄養WEBセミナー
3月4月は、本来だと様々な勉強会や研究発表会などが行われる季節です。当院でも、年に一度の院内研究発表会が予定されており、栄養管理室からも演題発表の準備を進めていましたが、新型コロナウイルスの影響で残念ながら延期となっています。
各種学会やメーカーさんの勉強会の予定も中止となってしまい、私たちも情報収取の場がなくなっている状況です。
そんな中、ネスレさんからはWEBセミナーの紹介をいただき、初めてのチャレンジです。
ZOOMというアプリを用いて、講師の先生とライブ中継でのやり取りができ、とても画期的☆
講演途中では、アンケート調査、リアルタイムでの集計結果報告など、とてもスピード感のあるセミナーでした。
今回のテーマは
「急性栄養療法の戦略的アプローチ」~乳清ペプチドとPHGG~
東京医科大学病院 栄養管理課 課長 宮澤靖先生のご講演でした。
重症の消化器疾患や心不全患者さんにおける、早期の経腸栄養開始、製剤の選び方、注意点など具体的な説明があり、今後の経腸栄養のプランニングにおいて、参考になる内容でした。
また、今回の診療報酬改定についてもふれられており、まさに今聞きたい内容の貴重な時間となりました。
約2時間でしたが、有効に時間を使うことができ、今後もさらにこのような形での研修会が増えてくるのかな、という印象です◎
新型コロナウイルスの影響で、研修会の機会は減りますが、情報誌やインターネット、さらにオンラインでのライブ勉強会など、様々な方法で各自が必要な情報を取り入れて、それを共有するという流れを作っていければ…と思っています。
貴重な研修会の機会をありがとうございました◎
2020.05.05 11:52|日記