
個別メニューへの取り組み
献立のサイクル化を進めるにあたり、同時に特別食への展開メニューや禁止食についても、見直しをしています。
今でも、外科の術後の患者さんには、柔らかく消化の良いものを…、嚥下障害の方には食べやすく呑み込みやすいものを…卵ダメの方には…、魚・肉ダメの方には…と様々な患者さんに応じた食事をと考えて提供していますが、実際に食べられる方からは、
「固くて、心配で残しました」
「こんなにお肉を食べてもいいの?」
などのご意見をいただくこともあり、病院食を不安に思いながら食べてみえる方もいるのだと、反省することもあります。
特に、術後や食物アレルギーの患者さんには、食形態や調理方法、使用食材、量を改めて見直し、安心して召し上がっていただけるように栄養士・調理師ともに検討を重ねています。
そして、病棟担当の管理栄養士は、患者さんからの生の声をスタッフみんなに届けて、食事に反映できるよう努めています。
患者さんからは、
”おいしい”、”いつもありがとう”などお礼の言葉もたくさんいただきますが、訴えの少ない不安の声もしっかり聴いて、治療食として安心できる食事を追求していきたいと考えています◎
2020.08.25 15:39|日記