
令和2年度 災害対策研修会
10月24日(土)、令和2年度 災害対策研修会が、三重県勤労者福祉会館にて行われ、管理栄養士1名が参加しました。
今年度は、新型コロナの影響で、栄養士会の集まりも中止が相次ぎ、久々の研修会への参加でしたが、密にならないよう感染対策がしっかりされていたそうです◎
今回の研修は、日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT: The Japan Dietetic Association-Disaster Assistance Team)リーダーの方によるガイドラインの説明と、避難所設営時の対応をロールプレイ形式で行われました。
ロールプレイでは、熊本地震で実際に使われた避難所食事状況調査票をもとに、少ない情報の中から、適切な食事内容や食形態を判断し、食事の提供へと進めていく訓練でした。
10分間の限られた時間で被災者の方の情報を得るために、声掛けの仕方や、わかりやすい言葉を使うなど、少しでも心を開いていただけるような対応の大切さを感じました。

病院における災害訓練とは違いますが、実際に地震や津波などの自然災害が発生した時に地域の方への支援にも役立てられたら…と思います。
ちなみにJDA-DAT( The Japan Dietetic Association-Disaster Assistance Team)とは
平成23(2011)年3月11日に発生した東日本大震災をきっかけに、大規模自然災害発生時、迅速に、被災地での栄養・食生活支援活動を行うために、日本栄養士会にて設立されたもので、栄養・食生活支援活動を通じて被災地支援を行うことを目的にされています。
活動内容等詳細はHPで紹介されていますので、ぜひご覧ください↓
https://www.dietitian.or.jp/about/concept/jdadat/
2020.11.01 12:40|日記