
経腸栄養から経口摂取へ
今回は入院患者さんの紹介をさせていただきます。
100歳を超えたご高齢の患者さんが、心疾患で入院され、点滴での管理などが続きましたが、徐々に状態も回復され、今では退院を目指してリハビリを頑張ってみえます。
経腸栄養での栄養補給、少しづつ口から食べて頂ける様嚥下の訓練や食事内容の見直し等、主治医やSTさんとともに、私達管理栄養士も、色々試行錯誤で進め、ようやく経口摂取が落ち着いてきました。



ご高齢ではありますが、お話もしっかりでき、味の好みなども伝えて下さり、食事の見直しにもつなげることが出来ました。長期の入院となっていますが、色々な治療やリハビリ、食事訓練にも頑張ってみえ、本当にすごいなぁと尊敬です。
今後は回復期病棟でリハビリされる予定で、退院されるまで、私たちも介入を続けていければ…と思っています◎
高齢者の栄養管理は今後の大きな課題であり、経腸栄養の進め方や、適した嚥下食づくり、必要な栄養量の確保等、院内カンファレンスや各種セミナーも参考にして、知識を深めたいと考えています◎
2020.12.17 14:00|日記