
令和2年度 院内研究・実践発表会
3月6日、院内研究発表会が行われました。
昨年は、新型コロナの感染が急拡大した時期で、急きょ中止となり、2年ぶりに行われ、演題は全部で4題ありました。
栄養管理室からは、
「大腿骨近位部骨折による術後低栄養患者の栄養管理~リハ栄養を組み入れたHPD-Rの効果~」

という演題で、リハビリに特化した栄養付加(HPD-R)についての報告を行いました。
2018年7月にHPD-Rの考えを取り入れ、新たな栄養補助食品も追加し、術後早期からの栄養付加をし、その後はリハビリのレベルに合わせた内容に変更しながら、退院を目指すという流れで現在も進めています。
今回の研究では、大腿骨近位部骨折の術後の低栄養患者さんには、エネルギーやたんぱく質をどの程度の付加が必要なのかを知ることが出来、検査結果だけでなく、毎日の患者さんの様子や見た感じなどがとても大切であることが、改めてわかりました。
他の部署の発表でも、日々の仕事での疑問や改善点をテーマにした発表もあり、今後の業務改善や、患者さんへの対応等に参考にさせていただきたいと思います。
発表終了後の質疑応答では、院長、副院長からも鋭い質問があり、今後の課題にもなりそうです◎
今回も、貴重な経験をありがとうございました◎
2021.03.10 13:38|日記