
今年も最後です☆
今年の栄養室だよりも、最後の投稿となりました。
2021年、皆さんにとってどんな1年だったでしょうか?
今年も、去年に続きコロナ禍の1年でしたが、ワクチン接種も開始され少し希望が見えた気がしました。医療従事者から始まり、高齢者の方、地域の方と進められる中、栄養管理室も案内係として、色々な方と接することができました。
日頃の業務とはまた違い、ワクチン隊として参加できたことも大きな経験になりました。
さて、2021年栄養管理室には管理栄養士、栄養士各一名ずつの新入職員が新たに加わりました。職種や年齢、業務内容も違いますが、それぞれの個性を生かして仕事の幅も広げられ、時には2人で相談し合ったりと、良い感じで進めてくれました。2年目の4人とともに若いスタッフの意見や知識も取り入れていければ、と思います☆

クリニカル面では、リハビリとコラボして各種カンファレンスへの参加や栄養指導を継続することができ、低栄養予防や改善、病気の再発防止に向けた指導など各自が進めてきました。今後はより専門性を持った管理栄養士として、さらに充実できるようにと考えています。
フード面では、サイクルメニューを確立させてさらに効率化を図りました。同時に、献立が定番化しないよう、メニューの入れ替えや、新しい食材を取り入れるなど”献立管理業務”としても形にすることができたように思います。
その中で、8月からは整形、回復期病棟の患者さんを中心にPー1(ピーワン)メニューを開始したことも大きな取り組みです。通常メニューに加え、デザートやおかず、麺類など1品付加し、栄養強化できるよう考えました。市販の栄養補助食品だけでなく、ご自宅で普通に食べてみえたお菓子やおかずなど、日頃親しみのあるメニューを提供することで、美味しく楽しく栄養強化につなげられることを目標に、今後もブラッシュアップできれば、と考えています。
栄養管理室は、日頃患者さんと接することが少ないスタッフがほとんどですが、食事を通して想いを伝えたり、逆に患者さんからお礼やご意見をいただくことがあり、特に今年はそのようなことが多かったように感じてます。お誕生日カードのお礼、おもてなし献立の感想や日頃のメニューについてのご意見等たくさんいただき、皆で共有して励みになっています。
今年、栄養管理室では医療接遇の部署目標として
”食事を通して患者さんに寄り添う”
を掲げました。病院の大きな目標でもある医療接遇の考えを栄養管理室にも生かして、互いに協力し、思いやりの気持ちをもって、永井病院の病院食づくりと栄養管理に繋げていきたいと改めて思っています◎

またその様子を栄養室だよりでも紹介していければ、と思っていますのでお楽しみしてください◎
皆様も体調管理に注意して、良いお年をお迎えくださいね☆彡

2021.12.31 09:00|日記