
嚥下食用”パングラタン”
8月のおもてなし献立で、五分粥やきざみ食の患者さんにサンドイッチの代わりとして提供した”パングラタン”。
小さく切った食パンに牛乳を浸し、上に刻んだゆで卵とマヨネーズのソースをのせてこんがり焼いた料理で、10年以上も提供してきました。
今回、食事の提供後に病棟より
『パン禁止や、汁物とろみの患者さんへの提供は危険ではないか??』
とのご指摘を受け、改めて材料や作り方の見直しを行い、試作を行いました。
パンにしみこませる牛乳の量や、上にかけるソースの改善、スチコンのモードを変えるなどし、通常よりしっとり美味しく仕上げることが出来ました。
今回は、栄養管理室だけでなくSTさんにも試食
評価頂き、パンもしっとりしていて、歯がない患者さんでも食べられるとのことでOKもらいました☆

おもてなし献立のように年に1度しか提供しないメニューは、以前の注意事項をノートにまとめ毎年引き継ぎながら、効率よく作業を進めていますが、時にはメニュー自体を見直し、患者さんの食事形態に合わせた、安心・安全な食事提供ができるよう、常に意識を持ち続けたいと思っています。
2022.10.06 17:46|日記