
三重県臨床栄養研究会
三重県には栄養士会とは別に病院に勤務する管理栄養士・栄養士の勉強や交流の場として「臨床栄養研究会」という会があります。
その臨床栄養研究会が、今年70周年を迎えるとのことで、通常の総会に加え盛大に記念式典が行われ、永井病院から2名が参加しました!
式典では、
『病院栄養管理の歴史と最新の栄養管理について』の演題で、
東京医科大学病院 栄養管理科 科長 宮澤靖先生の記念講演がありました。

ちょうど私たちが就職した20数年前、宮澤先生は鈴鹿中央病院にてNSTの立ち上げに尽力されており、私たちも勉強会に参加して、栄養管理の基礎を学ばせていただきました。
当時、管理栄養士は給食業務が中心で、病棟に出向くことがほとんどない状況でしたが、最新の栄養管理や多職種連携などを学び、将来の病院管理栄養士像を想像しながら、いつか役立てられるようにとの想いで参加していたように思います。
約20年で、病院管理栄養士に求められる業務も大きく変わりました。
病棟業務も増え、当時想像していた以上の内容が、今では通常業務になりましたが、今後さらに新たな課題や方向性を考えて進んでいかなければ…と改めて感じています。
今回のご講演では、今までの病院管理栄養士の振り返りや今後の社会情勢も踏まえた問題点もわかりやすく説明いただき、胸に刺さる内容もあり、日々の業務や今後の課題など深く考える機会となりました。
宮澤先生、今回も貴重なご講演ありがとうございました◎
2023.06.22 09:00|日記