
ネスレ臨床栄養セミナーin愛知
先日行われた、ネスレさん主催の臨床栄養セミナーに管理栄養士2名が出席しました。今回は名古屋栄のガスビルで、定員130名の会場は満席となりました。
管理栄養士さんや、看護師さんによる一般演題が3症例と、そのあとの特別講演というプログラムでした。
一般演題では、急性期の経腸栄養剤の選び方として、病態に応じたプランニングの症例発表で、当院と同様の内容もあれば、栄養剤の種類や適用例が違う施設もあり、色々参考にさせてもらいたいと思います。
そして、特別講演は高知県の社会医療法人近森会 栄養サポートセンター長 宮澤靖先生でタイトルはこちら↓
「急性期・慢性期での経腸栄養管理」~排便・血糖・術後のケアを中心に。ジャガイモからICUへ~
近森病院の管理栄養士業務の紹介、経腸栄養剤の種類や病態に応じたプランニング方法、そして循環器疾患における病態生理や水分管理など盛りだくさんの内容でしたが、わかりやすく、笑いも交えての講演で、私たちが今まさに知りたい内容でした。
さて、宮澤先生はNSTや栄養管理についての講演を全国各地でされていますが、約20年前は三重県で勉強会を主催されていて、私たちは毎月参加していました。就職したばかりの当時は、輸液や病棟での栄養管理、アセスメント方法など実際の仕事とは少し違う内容でしたが、あの時の勉強会があったからこそ今のクリニカル業務に対応できていると感じることがたくさんあります。ほんの数年間の宮澤先生の三重県滞在時にタイミングよく就職し、勉強会に参加できたことに改めて感謝です◎
そして、
~ジャガイモからICUへ~
の副題に込められた先生の熱い想いもまたの機会で紹介できれば・・・と思います。ちなみに当院では
~ジャガイモとICU~かな??と話していました(笑)
少し話はそれましたが、色々考えさせられる貴重な1日となりました☆
2017.06.13 17:37|日記