
嚥下機能検査:VF
当院では、摂食嚥下機能の検査方法として、以前からVF(嚥下造影検査)を行っています。
これは嚥下機能が低下した患者さんが、造影剤入りの食品を食べているところを、レントゲンで撮影し嚥下機能を評価するものです。
言語聴覚士(ST)、医師、放射線技師など多職種が介入して、患者さんの嚥下評価を行い、経口摂取が可能かどうかを判断し、可能な場合はさらに形態アップを目指して訓練を続けることで、最初は1日ゼリー1個から始め、最終的には3食摂取できるようになって、退院される患者さんもあり、私たちもとてもうれしく思います。
そして、栄養管理室では、このVF検査で使用する検査食を準備しています。
その日の検査の対象患者さんに応じて、ぺ―スト食、きざみ食、軟菜食、全粥、粥ミキサーなど1回の検査で多い場合は数種類の食事を用意します。今回のVF検査食はこちら↓
そして、VF検査の様子↓
うまく飲み込みできるよう、スタッフが優しく声かけします◎
2017.10.20 16:24|日記