
嚥下機能検査:VE
前回に続いて、嚥下機能検査について紹介します。
先月から、VFに続いてもうひとつの検査方法、嚥下内視鏡検査(VE)が導入されました。
これは、鼻から内視鏡を入れて食べているところを観察する検査で、VFより鮮明に嚥下状態を確認でき、今後件数も増えてくると考えられているようです。
こちらも、VFとほぼ同じ内容の検査食を作っています↓
全体に緑が多くなっていますが、検査の際、直接カメラで飲み込む様子を見るため、赤や黄色系は食材が見えにくいようで、濃い緑の料理がベターとの事です。
今回は、小松菜浸しのきざみとペースト食を選んであります。
こちらは白身魚に緑の食紅を使って・・・↓
見た目は少し違和感ありますが、STさんの評価はどうでしょうか・・・?
これらの検査結果は、月1回行われる嚥下カンファレンスにて、多職種スタッフで情報共有しています。
このカンファレンスには、私たち栄養管理室からも参加させてもらっていて、患者さんの状態や食事内容の検討を行い、次のステップにつなげています◎
2017.10.20 16:25|日記