
災害用非常食
栄養管理室では、災害時用の非常食や飲料水を備蓄しています。
昨年の増築棟の完成の際に、災害用の倉庫が新たに確保され、今回食品の引越しを行いました。
水や食品、使い捨て食器などたくさんの種類の物品を備えているため、ステージ毎に立てた献立に応じて使用食材を配置し、いざというときに使いやすいようにレイアウトを考え、以前の倉庫と比べかなりすっきりと分かりやすくなりました。
去年、今年と非常用ミネラルウォーターが期限切れとなり、新たに購入したものは賞味期限が、500mlタイプは10年、2Lタイプのものはなんと15年と今までの5年から大幅に期限が長くなりました。
購入額は高くなりますが、五年毎のロスがなくなり、在庫管理もしやすいため、総合的に見てかなりリーズナブルになると考えています。ただし、15年以内に大地震等災害が起こらないことを想定しての話ですが・・・水も食品も味や調理方法、期限などどんどん改良されており、病院食として適したものを取り入れていきたいと思っています。
ちなみに、過去に期限切れになった飲料水は2回分ありますが、手洗い、清拭、そして食品の湯せんなどに使用できるよう、”期限切れ”シールを張って別保管しています◎
今回は栄養管理室の災害委員が中心となって計画的に進めてくれましたが、スタッフ全員が食材の種類や配置が把握できるように倉庫の見学や保管場所の説明を聞いて確認しました。
災害はいつどこで起こるかわかりません。栄養管理室にも大きな機器や配膳車などが配置されており、危険な箇所がたくさんあります。各エリアの担当スタッフがそれぞれの危険箇所を把握し、いざというときに適切に避難して次の行動に移せるように日頃から意識を持ちたいと思います。
そして今後は栄養管理室だけでなく、災害委員会メンバーを中心に、他部署の職員さんにも災害食の保管場所や内容を知っていただきたいと考えています◎
2019.02.07 13:21|日記