
食事摂取基準改定に向けて
4月から、食事摂取基準が改定されるにあたり、当院でも使用食材や献立の見直しを始めています。
今回の改定では、50歳以上の年齢区分が細かくなり、よりきめ細かな栄養指導が求められるようです。
また、高齢者のフレイル対策として、蛋白質の必要量の増加など新たな変更点も頭に入れて献立作成に少しづつ反映させています。
さらに、ビタミンやミネラルは通常の食材では基準値を満たすことが困難なため、強化食品なども使用して必要量の充足に努めています使用食材やコスト面も含めて現在検討課題となっています。市販の乳製品やし好品など、強化食品をうまく献立に組み込み、退院後も自宅で続けてもらう、よう患者さんに説明するという、よいサイクルにつなげられれば…と考えています。
朝食メニューやデザート、HPDでの栄養強化などに使用している食品の1例です↓
患者さんのし好にも考慮しながら、適切な栄養付加が出来るよう今後も検討を重ねていきたいと考えています。
こちらは、大根農家さんの近くで見ごろを迎えた河津桜です。細く小さかった苗木が立派に成長し、多くの見物客が訪れる名所となりました◎
2020.02.28 17:37|日記