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永井病院 病院食

令和2年から3年にかけての年末年始、新型コロナの影響もあったためか、
例年に比べて退院や外泊される患者さんが少なくなりました。


栄養管理室では、12月の初旬に年末年始の患者数を予想して食品の発注を行うため、やや想定外の結果となりましたが、事前に食数を見直し追加注文したり、ストックされている料理を利用しながら、無事に対応することができました。
その食数の中には食種として、常食、全粥、五分粥…の一般食、心臓高血圧食、糖尿病食、膵臓食…等の治療食を患者さんの病態や治療に応じて料理の味付けや、調理方法など使い分けて、食事の提供をしています◎

食種ごとに分類された調味料献立


さらに最近では、それぞれの食種の中での食形態が複雑化しています。
嗜好の聞き取りや、ST(言語聴覚士)さんとの嚥下評価等で、きざみ、ペースト食、一口大、汁物とろみなど個人対応もしながら、少しでも患者さんに適した食事の提供を検討し、低栄養改善や退院を目指します。

軟菜食の一例
きざみ食の1例


全食数に対して個人対応の割合が増えている中、作業の効率化や助け合いをしながら、誤配膳防止のための配膳チェックも慎重に行い、安心安全な食事提供を続けていきたいと考えています◎

2021.01.13 13:11|日記

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