
回復期リハビリ病棟
今回は、回復期リハビリ病棟の専任管理栄養士から、日常業務の紹介です↓
当院の回復期リハビリ病棟では、専任の管理栄養士を配置しており、今年度から登録数を1名から2名に増やし、より患者さんの栄養サポートの充実をはかりたいと考えています。
日頃は、週4回ほど回診に参加し、その他に栄養指導、ミールラウンドを通じて、1人1人の患者さんの栄養状態やリハビリの活動量に合わせた食事内容を検討し、多職種で連携して情報共有しながら、チーム医療での栄養管理につなげています。
当院独自のONS(栄養補助食品)も含めたHPD(High Protein Diet)は約20年前から栄養強化メニューとしてありますが、回復期リハビリ病棟では、退院後の患者さんの食生活も見据えた食事作りも重要な栄養管理の一つとなっています。高齢の患者さんも多く、今後のフレイル予防の為にも、当院に入院中の期間だけが栄養管理室の役割ではなく、各ご家庭の環境や生活に合わせた持続可能な栄養ケアをサポートしていけたらと考えています。


今後も患者さんの声に耳を傾け、ささいな事でも多職種で日々話し合い、直営での厨房運営のメリットを活かした食事作りに、より力を入れていきたいと思います。
ここ数か月前からは、ONS(栄養補助食品)以外での栄養強化メニューの提供も少しずつ増やしてきており、このような取り組みも、また今後ご紹介させて頂けたらと考えています。

2021.05.06 09:00|日記