
”P-1メニュー”(プラス1品メニュー)
栄養管理室では、”美味しく楽しく栄養強化”を目指して、市販のONS(栄養補助食品)だけでなく、手作りのお菓子やおかずで、栄養付加が出来るよう、昨年から取り組みを始めました。
回復期病棟など、入院期間が長い患者さんを中心に、手作りのケーキや、プリン、また手軽に冷凍品のお好み焼きなど、”家では普通に食べていたけど、病院ではあまり出ない…”ようなメニューを、食事にプラスして、ご自宅での食事に近い形で提供できれば…と考えています。
始めた頃は、週に1~2回程度でしたが、8月よりほぼ毎日提供できるようになり、メニューもサイクル化するなど、効率よく運用できるようになってきています。
病棟専任の管理栄養士は、患者さんの食欲や活動量などを把握し、栄養量が不足しないよう考え、フード担当者はメニューの開発や献立との組み合わせ、作業性を考え、実際の提供に向けて色々検討を重ねています。
今後は、患者さんにも嗜好食アンケートを実施し、色々なご意見を参考にして、入院から、退院後までを見据えて、自宅での栄養管理のサポートに繋げていければ・・・と思っています。
ちなみに今まで、”プラス1品メニュー”と呼んでいたこのメニューは、新しく”P‐1(ピーワン)メニュー”としてデビューしました。
HPDのように、患者さんや職員さんにも広く浸透し、親しみをもっていただけるといいなあと思っています◎
P-1メニューの一例↓
2021.08.13 09:00|日記