
院内災害訓練
当院では年2回、災害訓練を行っており、先日、災害委員会を中心とした訓練が行われました。今回の訓練内容は主に栄養管理室が中心となり、参加した職員に対して災害時の病院食についての説明を行いました。
栄養室では、病院が作成したBCP(業務継続計画)・災害対応マニュアルに基づいて、独自の災害マニュアルを作成しています。災害発生後、6時間以内に、一回目の食事を提供することを目標としています。
今回は災害発生後のシステムダウンを想定し、手書きのボードで患者数を把握し、患者さんの食事変更などは紙媒体の食事連絡表や食札を使用しました。
普段は電子カルテや給食システムで行う作業を、災害時は手作業で行います。
私たちにとっても慣れていない作業なので、今回の訓練を通して改めて確認することができて良かったです。

また、日頃から栄養室が備蓄している災害食を紹介し、職員への周知を行いました。
お湯を注ぐだけでミキサー粥が出来上がるものや、地元の有名企業・井村屋さんの「えいようかん」など、参加した職員の方も興味をもって試食をしていただきました。
今回は感染症対策として限られた職員の方のみの参加となりましたが、それぞれの部署に戻ったあとも、部署内での周知を行いながら、病院全体で災害に備えていきたいと思います◎
2021.11.25 16:44|日記