
透析食弁当
昨年7月から外来透析患者さん用にお弁当の提供をはじめ、半年以上が経ちました。
毎日の作業は慣れて効率よくできるようになってきましたが、メニューの組み合わせがパターン化してきてそろそろ新たな取り組みを考えています。
テーマは”家で食べる透析弁当”
お弁当箱の形を変えて、家で旦那さんや子供に詰めるようなお弁当をイメージして作れたら…と思います。
時にはスープなど汁物をつけたり、デザートも充実できるよう検討しています。
そして週に1回程度、お楽しみ弁当として、いつもと気分を変えて食べてもらえたら…と思っています◎
こちらは、試作です↓
弁当箱の大きさや、ご飯の量など確認しました。今月から始める予定ですので、楽しみにしてください◎
2019.02.22 13:38|日記
永井病院創立記念式典
2月16日に、永井病院は創立72周年を迎えました。
15日には創立記念式典が行われ、理事長、院長はじめ、各部署から多くの職員さんがこの式典に出席しました。
式典では、毎年職員の永年勤続者の表彰も行われます。
今年は、10年勤続者が6名、そして20年勤続者が1名あり、栄養管理室からも、調理師1名が10年勤続の表彰を受けました。
調理師学校卒業後19歳で永井病院に就職し、今の栄養管理室の食事づくりの基礎を一緒に作り上げてきた貴重なメンバーの一人です。
3人の子育てもしながら大変なこともあると思いますが、あっちゃんらしく、これからもともに頑張っていきたいと思います。
おめでとうございました◎
2019.02.19 06:22|日記
排便コントロール ①
下痢や便秘といった排便障害にはいろいろな原因があり、入院患者さんでも相談を受けることが多々あります。
特に感染症、薬剤や経腸栄養投与の影響、その他の原因でひどい下痢症状がある場合、栄養管理室では2種類の菌末を使って対応しています。
まず、下痢を発症して最初は ”ビフィズス菌末BB536” という商品。
こちらはビフィズス菌が生きたまま大腸に届くという特徴を生かして、腸内を悪玉菌から善玉菌の多い良い環境に変えてくれる働きがあり、まず10日ほどこの菌末で様子を見ます。
そして、町内環境が整ったら、次に使用するのは”おなか活き活きビフィズス菌”です。
この菌末は、ビフィズス菌だけでなく、そのエサとなる乳酸菌やオリゴ糖、水溶性食物繊維などを含み、腸内をさらに善玉菌の多い環境へと変えていく働きがあります。
最初は何となく、
”この菌末を使うと下痢が改善するような気がする…”程度の感想でしたが、何症例も試すことで、その効果が実感できるようになり、今では栄養管理室の下痢対策のプロトコールとして形になりつつあります。
昨年は、CDトキシン陽性での下痢の方に続けて6人ほどにこのプロトコールで試しましたが、皆さん1週間程度で改善が見られ、CDトキシンも全て陰性になったという症例も出来ました。
経腸栄養剤の方には水に混ぜて、そして食事が食べられる方には飲み物やヨーグルトに混ぜてと、幅広く使用しています◎
2019.02.14 13:13|日記