
院内防災訓練
8月8日、災害対策委員会主催で防災訓練が行われました。
主に、各部署災害委員と新入職員が参加し、出火を発見した際の通報や連絡の方法、初期消火、患者さんの誘導や搬送のシュミレーションを行い、避難完了までの訓練を行いました。
訓練では、ベッド上安静を想定した患者さんには、シーツを担架代わりにして階段を下りる搬送訓練を行い、想像以上に人手の必要性を感じたそうです。
また消火器訓練では、実物を使っての説明で、ホースの向け方など、早く火を消すコツなどを教わりました。
栄養管理室もガス釜やコンロなど熱源の多い部署であり、いざというときに備えて、消火器の設置場所や、基本的な使い方は各自で確認しておきたいと思います。
2018.08.11 15:17|日記
30年度津市特定保健指導研修会
8月1日、津市のリージョンプラザにて毎年恒例の津市特定保健指導の研修会が行われました。
医師や、保健師、管理栄養士など特定保健指導にかかわる、様々な職種の方が参加されていました。
当院からも管理栄養士2名が参加し、今年度の変更点や資料の確認、対象者の方のアンケート結果などの説明がありました。今回の大きな変更点は、今まで使っていた冊子が変わることや、支援期間が6ヶ月から3ヶ月に短縮されたことなどが挙げられます。
また、今回は、
特定保健指導実施による翌年の健康状態の改善について~結果につなげる効果的な保健指導~
と題して、三重短期大学生活科学科の駒田亜衣先生によるご講演もありました。
特定保健指導が始まって10年が経過したとの事で、津市の検診受診者数、保健指導実施者数の推移、腹囲やBMIの変化などの説明や、保健指導を受けたことにより、食習慣や運動習慣の改善が見られたなどうれしい報告もありました。
私たちは、支援期間が終了するとその対象者とのかかわりがなくなり、その後の状態や食習慣など気になるところでした。今回、このような報告を聞くことができ、少し安心した部分と、今後の更なる課題が分かったような気がします。
私たちも特定保健指導の意味をしっかり理解して、新しい冊子の内容を確認し、短期間でよい成果につながるよう対象者の方と一緒にがんばっていきたいと思います。
さて、今月にはすでに29年度の特定保健指導の最終支援の予定が何名か入っています。中間支援から3ヶ月経過し皆さんにどのような変化が見られたか私たちも楽しみに、お待ちしています◎
2018.08.06 15:22|日記
七栗リハビリテーションセミナー
7月30日(月)アスト津にて、第111回七栗リハビリテーションセミナーが行われ、栄養管理室からも3名参加しました。
内容はこちら↓
サルコペニア診療ガイドラインとリハビリテーション栄養~脳卒中治療を含めて~と題して、熊本リハビリテーション病院の吉村芳弘先生のご講演でした。
サルコペニアとは・・・?そのリスクや予防方法、栄養療法など基本的な説明もあり、さらにその有用性のエビデンスなど具体的な例もあったりと、とても分かりやすくあっという間の90分でした。
また、現在当院でも話題の栄養素である、MCT(中鎖脂肪酸)やBCAA(分岐鎖アミノ酸)の効果についても分かりやすい説明があり、私たちが考えてきた内容とも当てはまるところも多く、大きな励みとなりました。
今後の課題はありますが、新しく改良したHPDリハビリバージョンの運用が始まり、病棟やリハビリスタッフとも協力しながら、運動と栄養をセットで考えた当院オリジナルの回復期メニューにも取り組んでいきたいと思います◎
2018.08.06 15:22|日記