
温冷配膳車導入に向けて
温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たいままで・・・医療監視でも毎年指摘されてきましたが、ついに当院も温冷配膳車の導入予定となりました。
詳しい日程や、それに向けての取り組み、進み具合などまた報告できれば・・・と考えています。
去年の厨房引っ越しに次いでの一大プロジェクトに向け、現在栄養管理室では検討事項が盛りだくさんです。
今まで通り、間違いなく患者さんに食事が提供できるよう、配膳の方法や時間の見直しと新しい配膳チェック。献立の内容や組み合わせ、新しい食器の運用方法など・・・。大きく3つにチーム分けし、それぞれの進め方や問題点を洗い出して、みんなで共有するというよい流れができるよう現在進めているところです。
今までも勉強会や、デモ機を借りての説明は受けてきましたが、やはり、配膳したりワゴンプール内を移動させたりということは実際にやってみないとわからないところも多く、不安もあります。
現在考えられる問題点や、注意するところなど洗い出して、無事に温冷配膳車を使って食事が届けられるように・・・と考えています◎
2017.01.25 13:15|日記
冬の農場
このあたりでも雪が降ったり、積もったりという寒い毎日が続いています。寒さ対策と栄養、睡眠をしっかりとって体調管理に努めてくださいね。
さて、そんな寒い中、先日契約農家さんの現在の様子を見学させてもらいました。
最近納品してもらっている青梗菜や、ミズナ、キャベツやレタスがたくさん収穫の時期を迎えていました。
取れたての冬野菜は、ゆでておひたしなどにはとてもやわらかく、また煮物では甘みや旨みがぎゅっと詰まっていてとても美味しく、体も温まり元気になるようです。
こんなに寒くてもハウスの中は温かく湿度も保たれた好条件な環境で、たくさんのイチゴが色づいていました。この農場では3種類のイチゴを育ててみえ、私たちの使用用途に合わせて、大きさや価格など相談にのってくれます。
今月のおもてなし献立&N’sベジメニューでは、そんなイチゴを使ったかわいいデザートを考えています。お楽しみにしてください◎
2017.01.18 18:37|日記
和食料理
先日、三重県健康づくり課の主催で行われた、給食施設管理者研修会に出席しました。
兵庫県の日本料理店「京料理たか木」のオーナーシェフによる講演会で、テーマは”和食を家庭から地域へ”。
和食の基本は”だし”であるとし、昆布と鰹節でしっかりだしをとることで食材本来の味を引き出し、減塩にもつなげていこうという内容でした。当院でも、毎日だし用の鰹節でだしをとって煮物や汁物に使用しています。料理によっては、昆布も使うこともあり和食の基本に沿っているな・・・と思いながら聴いていましたが、中には全くだしはとらず、市販の粉末だしを使用しているところもあり、施設によって様々なようです。
病院給食はこんな感じですが、さて家ではどうでしょうか?たくさんの粉末だしや、液体調味料が市販されており手軽に味付けができるようになり、昆布と鰹節でしっかりだしをとる家庭は少ないのではないでしょうか・・・?退院の栄養指導の際にも、だしについて質問されることもありますが、『なかなか家ではね・・・』という方もみえます。初めて取り組む方には面倒に感じるかもしれませんが、市販だしもうまく活用しながら、汁物や煮物を作る際にひと手間かけてみるのもよいかもしれませんね・・・。
皆さんもぜひお試しください。
2017.01.16 17:36|日記