
総合災害訓練
非常食を試食した後には、総合災害訓練も行われ、職員約30名が参加しました。
病室での火災発生を想定し、初期消火や入院患者さんの避難、搬送の訓練を主に行いました。
栄養管理室では、管理栄養士2名が訓練に参加しました。
初めて当院の訓練に参加した管理栄養士の感想です↓
「初めて布団を使った移送方法を経験しました。
緊急時に少人数で臥床患者さんを移送する難しさを実感しました。
今回の訓練内容を忘れずに、日頃から災害への意識を持って行動していきたいと思います。」



総合訓練に合わせた非常食の調理や試食も行え、職員全員への災害意識がさらに高まったと思います。
この機会に、各部署や災害委員会でも、災害マニュアル等を見直す良い機会となり、これからも多職種連携でいざという時に備えていきたいと思います。
2022.11.29 09:00|日記
非常食試食
先日、職員での災害総合訓練日に合わせて、栄養管理室では、非常食として備蓄している賞味期限が近くなっている商品を、災害時を想定して調理、配膳を行いました。
五目御飯は、職員の炊き出し用に備蓄しており、取りわけ用の使い捨て容器などが、段ボール箱にセットされており、万が一の災害時でもこのセットがあれば、フリーズドライされたかやくと、米、熱湯を混ぜると、約15分で13kgほどの五目御飯を作る事ができます。 水でも約60分で作る事も可能です。
厨房では災害時を想定した調理が行われ、毎朝かつお節でだし汁を大量に作っているので、災害時に断水があれば、だし汁も貴重な調理用水として活用しよう…五目御飯にも利用できそう…などの意見も話合いながら、作り方などをフードスタッフ全員で確認、周知しながら進めていきました。



まぐろフレーク缶も、アルミ箔に取りわけ、使い捨て容器に五目御飯と一緒に盛り合わせて、お昼の職員食堂へ試食用に100食ほど作りました。約2時間で配付分は全て試食して頂けました。






試食アンケートも行なったので、今後アンケートの集計をしながら、備蓄への運用にも生かしていきたいと思います。



その日の午後に行われた総合災害訓練の様子は次回ご紹介します。
2022.11.26 09:00|日記
残食調査
栄養管理室では、毎年テーマを決めて残食調査を行っています。
今年度は、主食(ごはん)の残量を計量しています。
一年間、定期的に調査を行い、おかずによってごはんの残量に差はあるのか、同じメニューでもふりかけが付くときと付かないときでは、どれくらいの差があるのかなどを調べています◎


主に担当の栄養士2人で進めていますが、毎年のテーマを自分たちで決めて、一年間の結果を集計して考察するまでが残食調査となります。
そこで出た結果を踏まえて、来年からの患者さんの食事に反映していけるので、そこが面白くもあります。
病態によってはなかなか完食が難しい患者さんもいますが、少しでも食事を食べていただけるように工夫していけたら・・・と思っています◎
2022.11.25 09:00|日記