1. 医療法人永井病院
  2. 栄養室だより
  3. 日記

11月おもてなし献立

今月は少し早く17日が、おもてなし献立でした。
メニューはこちら↓
・太巻きずし盛り合わせ・牛肉和風煮・手作り卵豆腐あんかけ・デザート

img_2018 img_2020
去年の栄養室だよりでも紹介しましたが、お寿司の味付けは、酢飯、いなりのあげとも食種に応じて3種類分けられ、細かい調味料の計算と計量、調理して完成します。
特に治療食の方は、使える砂糖もしょうゆも少なく、市販の助六などと比べると味が薄いかもしれませんが、”病院食のお寿司”として納得してもらえればうれしいです。
牛肉和風煮は秋風がテーマになっており、もみじ人参やさつまいも、マイタケなど旬の野菜が八方だしをしっかり含んでおいしく仕上がりました◎新しい器を使っての盛り合わせのため、盛り付け方や野菜の大きさなど課題も残りました。検食ではそのあたりをみんなで確認して、また次回に生かせるように・・・と思っています。
今回は、きれいに色づいたイチョウの葉っぱを添えて皆さんにお届けしました。

img_2024

翌日には患者さんから

『おいしく頂きました。有難うございます』と早速お礼のメッセージをいただき、とてもうれしく思います◎

img_2026

2016.11.19 13:37|日記

食事調査

患者さんの普段の食生活を把握するために、実際に食べた料理や食材と分量などを記入してもらう”食事調査 ”という方法があります。
記入された用紙を見て、エネルギー量や、塩分量、全体のバランスなど評価して返却し、さらに今後の食事管理に役立てていただくものです。記入内容は、患者さんによって様々です。料理名だけの場合もあれば、調味料や食材の細かく計量して書いてある場合もありますが、皆さん一生懸命食事内容を思い出し、頑張って記入されているのがよくわかります。
そして、最近の傾向としては、○○の牛丼とか、○○コンビニのから揚げなどお店や商品が具体的であったり、中には外食やコンビニ利用の際のレシートが貼ってあることもあり、患者さん独自の方法も増えているように感じます。

img_2017 img_2016
生の食材から調理し、味付けも調味料をはかって・・・という食事作りは最近では少なくなってきていますが、外食やコンビニ、レトルト食品などもうまく利用しながら食事管理が続けられるよう、患者さんに良いアドバイスができれば、と思います◎

2016.11.16 16:18|日記

異常気象と野菜価格高騰

今年は、春から現在に至るまで野菜価格が高騰しています。

特に、北海道をおそった台風の影響で、玉ねぎ、人参、ジャガイモなど毎日の献立に欠かせない野菜が不足し、価格も今までになく高くなりました。ほかにもほうれん草などの葉物野菜も入荷がなく、キャベツや白菜に急遽献立変更しながら対応していました。

人参は今も10kg4千円以上通常の2倍近く上がっており、使用量も半分に減らして対応中です。そんな厳しい状況ですが、今年は契約農家さんの協力もあり、夏の間ほとんど玉ねぎをお値打ちに購入することができました。少し小さく、出荷されないものだったそうですが、傷みもなくきれいな玉ねぎを必要分ずつ購入することができ、私たちにはとてもありがたいことでした。その他、ナスやオクラなどもとげが痛いくらいの採れたてのものを朝から届けてもらい、いろいろなメニューに取り入れながら、はじめての取り組みも順調に進めることができました。ちなみに10月ごろから現在まで、ハウス栽培のきれいなきゅうりを市場価格よりも安価で、定期的に購入しています。

先日、農場に里芋の収穫に行った際に、今後の野菜の収穫スケジュールを教えてもらいました。11月下旬ころには、白菜や人参、ブロッコリーなどの冬野菜が収穫の時期を迎えるそうで、ちょうど花目がついたイチゴも早いものは採れるとの事で、楽しみですね↓

img_1962

生産者の方ならではの細かい情報や、旬の時期を教えてもらいながら、今後も計画的に購入していきたいと思います◎

img_1961

 

2016.11.08 14:23|日記

最近の投稿

カテゴリ

月別アーカイブ