
特定保健指導
津市から依頼を受けて行っている、平成26年度の特定保健指導も終盤となり、10月から年内にかけて最終指導の予約が入っています。
今年度は、合計 12 名の方が当院の保健指導に参加され、半年にわたって、食事や運動などの改善に取り組んでいただきました。
保健指導は、毎回目標設定をし、さらにその目標を達成するためにどうするか、という具体策を考えます。対象者の方と一緒に、問題点を見つけたり、目標を立てますが、出来る限り、一方的な指導にならないよう、生活スタイルや、やる気度に応じたアドバイスを心がけています。
その結果、生活の一部として、体重や腹囲の測定、記録、ウォーキングなどの運動習慣をうまく取り入れることができ、最初に掲げた目標を着実に達成された方。逆に、初回指導、中間指導と同じ目標を立てながらほとんど変化の見られなかった方など、皆さん様々です。
病気の患者さんに対して行う栄養指導とは違い、保健指導は、病気にならないための指導です。生活スタイルや、食事内容を見直したり、これならできそうだ、と思えることを提案しながら、よい結果につなげていきたいと思います。
そして、この保健指導が、決して半年間だけのものでなく、日常生活の中で習慣化され今後の健康づくりのきっかけにしていただけたら、私たちはとてもうれしいです。
さて、早くも27年度の保健指導の予約も入ってきました。永井病院を希望された方、ありがとうございます!私たちと一緒に楽しく半年間頑張りましょう◎
2015.11.13 18:37|日記
津ぎょうざ
今回は、津市のご当地グルメ、津ぎょうざを取り上げてみました。
約30年前の1985年に学校給食から始まった津ぎょうざは、当時の栄養士さんや調理師さんが、育ち盛りの子供たちのために栄養価があってインパクトがある料理を、との考えから生まれたと聞いています。それが今でも大人気メニューで、給食のみならず、全国的に有名になってすごいですね・・・。
栄養管理室にも津っ子がたくさんいるので、思い入れもあることと思います。
当院では、先月のおもてなし献立のメインが津ぎょうざでした。
みんなで、大きな皮に具をつつむ作業をひたすら繰り返し、出来上がりました。ただ、なれない作業にひだを寄せるのが難しく、それぞれ個性的な仕上がりでした。それもまた手作りの良さということで・・・。
基本メニューは揚げぎょうざでしたが、粥食の方には、蒸しぎょうざとして提供しました。つるん、もちっとした食感が特徴です。ちなみにきのこあんには松茸を入れて、秋の風味を味わっていただきました。
ここで、津ぎょうざの定義を紹介すると↓
①直径15cmの皮で包んであること
②油で揚げてあること
ということで、蒸してあると、津ぎょうざとして認められないようなので、当院オリジナルの蒸しぎょうざ、というメニューになりました◎
2015.11.12 11:51|日記
大根の間引き菜
今回は大根の、間引き菜を使った料理を紹介します。
野菜を大きく育てるために必要な”間引き”。その際にできる菜っ葉は柔らかく、将来大根になる根の部分も皮ごと食べることができるので、成長した大根より栄養価も高いと言われています。
スーパーではあまり見かけないですが、農家ではこの時期たくさん採れ、日常のおかずになることが多い食材です。
味噌汁の具や、お浸し、みそ和えなどが一般的ですが、今回は豚肉と一緒に炒めて、メイン料理にしてみました。
八方だしで、茹でてから炒めてみましたが、肉も柔らかく仕上がりました。簡単にするなら、ポン酢や塩コショウでもいいかもしれませんね。
大根だけでなく、冬野菜のカブやブロッコリーなども間引き菜が採れます。おいしく、栄養価もあり、エコな食材をうまく利用したいものですね。
2015.11.07 18:14|日記