
新世代冷凍食品 ~凍眠フローズン~
最近テレビなどで話題の冷凍技術 ”凍眠” をご存じですか?
マイナス30度の液体窒素で急速冷凍することで、お刺身や肉など鮮度を保ったまま冷凍保存することができるそうです。中には日本酒のような液体も冷凍品として販売されており、驚きです☆

コロナ禍で外食も難しい現在では、全国の名店の料理を”凍眠”させて、家で美味しくいただくということも可能になってきましたね。
先日、栄養管理室では、この凍眠フローズンをお取り寄せし、試食を行いました。
鮮度や、味はもちろんのことですが、急速冷凍の方法や作業時間なども従来のものとは違い、興味深く頂きました。冬眠フローズンの商品はインターネット販売等でも購入できますので、ぜひお試しください◎
ホームページはこちら↓
この凍眠技術が、栄養管理室にあると仮定して、色々考えてみました…(笑)↓
・現在の冷凍真空保存を進化させて、短時間での事前調理が可能になるかも・・・?
・永井病院のおすすめ料理を、1食分ずつ急速冷凍して患者さんのもとへお届けできるかも・・・?
・契約農家さんからの新鮮野菜や果物を旬の時期にに急速冷凍して保存、病院食に利用できるかも・・・?
・災害時の非常食にも永井病院の食事を提供できるかも・・・?
などなど、様々な妄想が膨らむ私たちです◎
まずは現実的に、急速冷却機(ブラストチラー)や真空機を利用した現在の冷凍技術を活用し、今後の課題につなげていきたいと思います◎
従来の焼魚や煮物などの副菜の冷凍保存に加え、お弁当としての真空冷凍保存も試しています↓
2022.04.20 13:00|日記
春メニュー
先日、春メニューとしてうどの酢味噌和えと、豆ごはんを提供しました。

うどは山菜の一種で、3月から5月ごろまでが旬となります。若い葉や茎は香りが強く、シャキシャキとした食感で、さわやかな苦みが特徴です。
今回は、近隣の山で採れた山うどを青果市場の方に仕入れていただきました。
酢水につけてアクを抜き、茹でたあとに、わかめときゅうりと酢味噌を和えて完成です☆
豆ごはんには生のグリンピースを使用しました。
味付けは塩味で豆のやさしい甘さが際立つ一品となりました。
スーパーでもえんどうや山菜などの春の野菜を見かけるようになってきましたね。
病院食でも、できるだけ旬の野菜を取り入れて、患者さんにも食事を通して春の訪れを感じていただけたら嬉しいです◎
2022.04.18 17:30|日記
マーボーなす
先日、新たなメニューとしてマーボーなすを提供しました。
ありそうでなかったメニューのひとつで、これから旬を迎えるなすを使ったメイン料理です。
今回は、ランニングストック用の冷凍の揚げなすを使用しましたが、柔らかくとろりとした食感で食べやすく、仕上がりもきれいに出来ました。

このマーボーなすを提供するまでには、味付けや全体量など色々検討を重ねました。
最終的には、マーボー豆腐の減塩食の調味料の配合で、常食も含めすべての食種で対応することで進め、本番を迎えました。なすは豆腐と違い水っぽさがなく、しっかりした味に感じられ、減塩でも十分だな、という印象です。
また、全体量の調整のため、赤・黄ピーマンを追加し、彩りも鮮やかに仕上がりました◎

初めての料理での大量調理は色々難しさもありますが、夏のレギュラーメニューとして提供できるように少しずつ改良していきたいと思います◎
2022.04.11 05:00|日記