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2022 永井病院カレーライスの日

栄養管理室では、1月4日をカレーライスの日と定めて、今年で6回目を迎えます。


私達栄養管理室では、色々な想いの詰まった大切な恒例行事であり、この栄養室だよりでも毎年紹介していますが、初めて見て下さる方にも、改めてその意味を紹介したいと思います。

まず一つ目は、カレーライスは職員さんにとって人気メニューであることです。献立のサイクル化により、メニューが固定され、職員さんの楽しみは減っているかもしれませんが、その中でカレーライスは根強い人気で、中には毎日でもいいとの声をいただくことも…(笑)

そんなカレーライスを、1月4日の仕事始めに食べていただき、今年も1年元気に明るい気持ちで仕事に取り組んで頂ける様、栄養管理室からの応援メニューとなっています。

患者さんの治療食づくりはもちろんですが、職員さんも気持ちよく仕事が出来るよう、食事を通して楽しみを感じて頂ける様な小さなサプライズなども計画できれば…と考えています☆彡

そして、もう一つは、今は亡き永井病院の会長が大好きだったメニューであることです。

食事へのこだわりがとても強く、病院食に対しても食材選びや野菜の切り方一つに対しても貴重なご意見をたくさんいただきました。また、闘病中は一人の患者さんとして、病院食の在り方を熱く語ってくれることもあり、私たちの食事作りの方向性を示してくれたと思っています。

栄養管理室では、そんな会長を思い出し、今年も1年みんなで協力して永井病院の病院食づくりに取り組んでいこうと改めて思う、そんな仕事始めになっています◎



2022.01.04 17:00|日記

2022 新春

新年あけましておめでとうございます。

病気療養中の方には1日も早い回復を、そして皆様にとって良い1年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

1月1日は当院もお正月献立で、赤飯やおせち料理、新鮮ないちごなど豪華なメニューとなりました。

お正月料理の人参には金時人参を使い、なますやてんぷらも色鮮やかに仕上がります。また、てんぷらの丸形人参は”初日の出”に見立てた新春ならではの盛り付けです◎

例年、黒豆づくりには課題が残ります。昔は寸胴鍋で何日かかけてゆっくり炊いていましたが、最近はスチコンの機能を活用したりと、色々試行してくれています。

そして今年は、再び鍋での調理に戻し、さし水をしながらじっくり3日間かけて完成させました。その仕上がりやスチコンとの違い等、また調理師さんと確認して来年に繋げたいと思います◎

年末年始、特別な献立が続きました。調理全体の流れや食材の管理など調理師さん中心に細かく計画され、またそれぞれの部門でも細かい作業を進めてきました。少ない出勤者の中で大変ではありましたが、毎日無事に終了することができ、今年もよいスタートとなり、まずは一安心です◎

2022年の第一回目の投稿で、この栄養室だよりは700回目を迎えました☆

今年も、栄養管理室の業務の様子やイベントなど紹介したいと思いますので、よろしくお願いします◎

2022.01.04 14:39|日記

今年も最後です☆

今年の栄養室だよりも、最後の投稿となりました。
2021年、皆さんにとってどんな1年だったでしょうか?

今年も、去年に続きコロナ禍の1年でしたが、ワクチン接種も開始され少し希望が見えた気がしました。医療従事者から始まり、高齢者の方、地域の方と進められる中、栄養管理室も案内係として、色々な方と接することができました。
日頃の業務とはまた違い、ワクチン隊として参加できたことも大きな経験になりました。

さて、2021年栄養管理室には管理栄養士、栄養士各一名ずつの新入職員が新たに加わりました。職種や年齢、業務内容も違いますが、それぞれの個性を生かして仕事の幅も広げられ、時には2人で相談し合ったりと、良い感じで進めてくれました。2年目の4人とともに若いスタッフの意見や知識も取り入れていければ、と思います☆

2年生スタッフはオリジナルスイーツを作成


クリニカル面では、リハビリとコラボして各種カンファレンスへの参加や栄養指導を継続することができ、低栄養予防や改善、病気の再発防止に向けた指導など各自が進めてきました。今後はより専門性を持った管理栄養士として、さらに充実できるようにと考えています。

フード面では、サイクルメニューを確立させてさらに効率化を図りました。同時に、献立が定番化しないよう、メニューの入れ替えや、新しい食材を取り入れるなど”献立管理業務”としても形にすることができたように思います。

その中で、8月からは整形、回復期病棟の患者さんを中心にPー1(ピーワン)メニューを開始したことも大きな取り組みです。通常メニューに加え、デザートやおかず、麺類など1品付加し、栄養強化できるよう考えました。市販の栄養補助食品だけでなく、ご自宅で普通に食べてみえたお菓子やおかずなど、日頃親しみのあるメニューを提供することで、美味しく楽しく栄養強化につなげられることを目標に、今後もブラッシュアップできれば、と考えています。

栄養管理室は、日頃患者さんと接することが少ないスタッフがほとんどですが、食事を通して想いを伝えたり、逆に患者さんからお礼やご意見をいただくことがあり、特に今年はそのようなことが多かったように感じてます。お誕生日カードのお礼、おもてなし献立の感想や日頃のメニューについてのご意見等たくさんいただき、皆で共有して励みになっています。

今年、栄養管理室では医療接遇の部署目標として

”食事を通して患者さんに寄り添う”

を掲げました。病院の大きな目標でもある医療接遇の考えを栄養管理室にも生かして、互いに協力し、思いやりの気持ちをもって、永井病院の病院食づくりと栄養管理に繋げていきたいと改めて思っています◎

またその様子を栄養室だよりでも紹介していければ、と思っていますのでお楽しみしてください◎

皆様も体調管理に注意して、良いお年をお迎えくださいね☆彡

久しぶりの集合写真 マスクと帽子姿ですがみんな笑顔です☆

2021.12.31 09:00|日記

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