
院内災害訓練
当院では年2回、災害訓練を行っており、先日、災害委員会を中心とした訓練が行われました。今回の訓練内容は主に栄養管理室が中心となり、参加した職員に対して災害時の病院食についての説明を行いました。
栄養室では、病院が作成したBCP(業務継続計画)・災害対応マニュアルに基づいて、独自の災害マニュアルを作成しています。災害発生後、6時間以内に、一回目の食事を提供することを目標としています。
今回は災害発生後のシステムダウンを想定し、手書きのボードで患者数を把握し、患者さんの食事変更などは紙媒体の食事連絡表や食札を使用しました。
普段は電子カルテや給食システムで行う作業を、災害時は手作業で行います。
私たちにとっても慣れていない作業なので、今回の訓練を通して改めて確認することができて良かったです。

また、日頃から栄養室が備蓄している災害食を紹介し、職員への周知を行いました。
お湯を注ぐだけでミキサー粥が出来上がるものや、地元の有名企業・井村屋さんの「えいようかん」など、参加した職員の方も興味をもって試食をしていただきました。
今回は感染症対策として限られた職員の方のみの参加となりましたが、それぞれの部署に戻ったあとも、部署内での周知を行いながら、病院全体で災害に備えていきたいと思います◎
2021.11.25 16:44|日記
11月おもてなし献立 2021
17日はおもてなし献立を提供しました。

メニューはこちら↓
・太巻き寿司盛り合わせ
・鶏もも煮込み(秋風)
・茶碗蒸し
・抹茶あずきケーキ
太巻き寿司はすし飯、具、いなりのあげをそれぞれ常食、減塩食、糖尿病食の3種類の味に分けるため、細かい作業になります。
患者さんの数から、食数や調味料の分量を割り出し、それぞれ計量、そして調理と手間のかかる一品です。

また、今回初の試みとして、太巻き寿司に使用する海苔を新しいものにしました。今回使用した海苔は表面に小さな穴が開けられており、噛み切りやすいものになっているそうです。
毎年恒例メニューの太巻き寿司ですが、高齢の患者さんにとっては、海苔が噛み切りづらく課題となっていました。
調理師さんによると、普通の海苔と比べるとお寿司を巻きにくく、また出来上がった太巻き寿司をカットするのも少し苦労したそうですが、実際に食べてみると、簡単に海苔を噛み切ることが出来ました。
患者さんにとっても食べやすく感じていただけたら嬉しいです◎
また太巻き寿司は冷菜として提供するため、ご飯がかたくならないように、配膳時間もギリギリに設定し、少しでも美味しくお届けできるように検討を重ねています。
まいたけやさつまいもを盛り合わせた鶏もも煮込み、茶わん蒸し、デザートのケーキを添えて、おもてなし献立完成です。
今回も無事に終えることができ、ほっと一安心した私たちでした☆彡
2021.11.19 17:19|日記
発酵そみファ(塩分ゼロみそ)
先日、サンプルとして興味深い食品をいただいたので紹介します。
♪発酵そみファ♪

(株)全農ビジネスサポートさんが開発された商品で、塩分ゼロの味噌だそうです。
塩分ゼロ??という感じですが、減塩管理の方にも安心しておすすめできる発酵食品ですね☆
少し検索してみると、発酵そみファを使ったレシピなどがたくさん紹介されており、びっくりです。
料理だけでなく、ドレッシングやスイーツなど幅広く活用できるようで、私たちも色々試してみようと思います◎
皆さんも一度お試し下さいね☆
詳しくはこちら↓
https://www.z-bs.co.jp/somifer/
2021.11.18 17:00|日記