
栄養管理室 清掃状況
例年だと、秋に行われる医療監視が今年はありませんでした。
毎年、この監視に基準を合わせ、厨房内の衛生的清掃を計画します。特に、厨房内に修理が必要な個所がないか、棚や作業台に錆はないかなど、施設管理の協力で見直しを行います。
先日、施設管理、メーカーさん立ち合いで、換気扇フィルターの取り換え作業を行いました。作業自体は簡単ですが、調理、配膳作業と時間が重ならないよう計画し、無事に終了しました◎


日常清掃も、1か月の予定表に基づいて、各自計画的に進めてくれています。今年は新型コロナ対応で、配膳時間の見直しを行ったため、まとまった時間の確保が難しく、今までの全体清掃が出来ずにいました。
新たに、掃除に充てられる時間の見直し、必要な人数や箇所なども決めて、効率よく、計画的に進められたら…と考えています。そして、各エリアごとの清掃予定表も活用し、衛生的清掃の意味や方法などもみんなで共有し、医療監視にも備えられたら…と思っています◎

2020.11.16 13:54|日記
三重心臓リハビリテーション研究会
11月10日、18:30~三重心臓リハビリテーション研究会とノバルティスファーマ株式会社の共催でWEBセミナーが行われ、当院の会議室でもMicrosoft Teamを用いて視聴会があり、リハビリスタッフ中心に、医師や看護師が参加され、栄養管理室からも3名出席しました。

一般演題では、県内の心臓リハビリテーションの取り組みや、コロナ禍での対応などの発表があり、通院時だけでなく、機器を使って、自宅での運動量を計測したりと最新の取り組みが紹介されていました。
当院でも、心疾患で入院治療後は、外来での通院リハビリを継続される方も多く、私達管理栄養士も食事の聞き取りや、食事チェックなどで介入を進めています◎
特別公演は、
「リハビリテーションの効果を高める栄養管理・薬剤管理」
三重大学医学部付属病院 リハビリテーション部 教授 百崎良先生
座長は当院の星野院長ということで、永井病院の症例や課題も含めた質疑応答などもあり、身近に感じながら聞くことが出来ました。
リハビリと食事や栄養との関わり、そして薬の影響など、具体的な例を挙げてのご講演で、まさに今各病棟で課題となっているような内容で、ずっしりと響くものを感じました。
高齢の患者さんでは、リハビリをしっかりするための必要な栄養量の確保が難しく、嗜好や食形態を試行錯誤しながら進める患者さんも多いのも現状です。
厳しい食事制限だけでなく、制限を緩和して摂取量改善を図るなど、個人に合わせた栄養管理の必要性を改めて実感しました。
看護師さんや言語聴覚士さんたちと情報共有し、その情報を基に栄養管理室内で食事に反映させて、美味しく必要な栄養付加が出来るよう、今後さらに、リハビリ栄養や低栄養改善に取り組んでいきたいと思います◎
2020.11.16 13:53|日記
透析患者さん
管理栄養士が、外来透析患者さんに食事の聞き取りを始めて約1年半になります。
現在は、1年生スタッフも含めて3名が担当し、患者さんとのコミュニケーションも図れるようになってきました。普段の食生活の悩み事や、問題点の解決に向けて、食事以外の話も含め、相談の場にして頂ければ…と思っています。
透析患者さんの多くは、塩分、カリウム、水分制限が必要になります。この時期、柿やみかん、りんごなどが旬を迎えたくさん出回るようになり、カリウム制限の方はつらい思いをされることもあります。
検査データ等も確認し、その方に応じた適量をお伝えできれば…と思います。
また、水分制限では、冬場煮込み料理やお鍋などが増えがちで、夏場と違い食事での水分量に注意が必要です。
長年透析治療をされている患者さんは、食事管理への理解もしっかりされていますが、私たちも季節に応じた注意点を伝え、細かな介入が出来れば…と考えています◎

2020.11.07 14:39|日記